Modifying Floyd Rose #2

こちら未だ詳細を紹介していない Peavey Wolfgang CustomShop “Black Violet” ですが
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いつの間にやら入手後1年以上経過してしまいました。
ようやく弦が切れ(?)、これを機にFloyd Rose LIC ユニットに手を入れましたのでその報告など。
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CustomShop #2 と同じくな Gold-Plated Floyd Rose LIC はかなり珍しいかと。
こちらは、ブリッジユニットを外された様子…
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至高のトレモロユニット…

Floyd Rose Ultimate Titanium Tremoloが遂に国内導入となる模様
モチロン、Floyd Roseを初めて国内導入したESPからなんですが・・・
Ultimate Titanium Tremolo
30年以上も前のことになりますが、最初の国内導入時付けられた15万というプライスにもブッ飛びましたが、なんとそれを凌駕する18マン(税抜き)!!
物価が全然違うから単純比較はできませんが、FRT-5が初めて登場した時に定価78,000円だったのが現在30,000円という価格設定になっていることを思うと言葉がありません。
更に、米国内での価格と現在のドルレートを考えると・・・
個人的には消耗品が国内調達できそうなので一安心ではありますが、その価格設定がこれまたブッ飛んでます。

EVH TITANIUM D-Tuna

dtuna_ti_00
Titanium製の凄いヤツを詳細紹介したばかりですが、EVHブランドからもTitanium製の凄いヤツが登場しました。
Guitar World誌やPlayer誌の2012ツアー機材特集で Eddie が愛機Wolfgang Stealthなどに使用しているとされた新しいD-Tunaです!
Eddie Van Halen EVH D-Tuna Drop D Tuning System!
DT-Titanium-Installed-1200dtuna_ti_19
こいつが到着しましたので早速紹介しましょう!

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The Floyd Rose Ultimate Titanium Tremolo System

周囲の展開がどんどん加速して感じるのは歳のせいでしょうか…
Titanium製の凄いヤツ到着をエントリーに認めてから1年以上を経過していました。
The Floyd Rose Ultimate Titanium Tremolo System
ようやくではありますが、このSpecialなFloyd Roseを紹介しましょう。
floyd_ti_08floyd_ti_02
floyd_ti_04floyd_ti_05
撮影テクニックが稚拙で画像毎に色調が異なってしまっている為、全体パーツ構成画像で判断できるか微妙ですが、ブリッジ、ナットは勿論のこと、なんとほぼ全てのパーツがチタン製となっています!

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EVH Floyd Rose

今更の話題かも知れませんが、チョット気になったところがありましたので書き留めておくことにしました。
evh_floyd_ws1 evh_floyd_ws2
これはEVH Wolfgang Specialに搭載されている、EVHロゴが刻印されたFloyd Roseです。
Specialをメンテするのに取り外しただけで、特に何も手を加えてはいません。
EVH Wolfgangに搭載されているユニットとの違いで、先ず気付いた点はサスティーンブロックの刻印です。
evh_floyd_ws4 evh_floyd_w1
右がEVH Wolfgangに搭載されていたユニットから取り外したもので、オリジナルFRT-5同様US Pat.ナンバーとサイズの刻印があるものに対し、左のSpecialに搭載されているのは最近のFloyd Roseロゴとサイズの刻印になっています。
どちらも磁石がくっつきませんから、材質的に違いはなくブラス製とかでしょうか。
しかし、冒頭に記述したチョット気になったところとはブロックじゃないんです。

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Modifying Floyd Rose #1

チョット古いネタになりますが、EVH Wolfgang搭載のFloyd Roseのモディファイを行いました。
先ず、EVH Wolfgangの搭載されたFloyd Roseですが、Special及び弐号機と初号機で少々違いがあります。
floydrosearm_mod01 floydrosearm_mod02
基本的には同じユニットなのですが、左のSpecialはアームをハウジングに固定するキャップネジのすべり止めリブが初号機のそれに比べ荒くなっているのが分かるでしょうか。
因に、初号機のアームはFloyd Rose Originalのものとほぼ同じものと思われます。
またアーム自体にも違いが有り、Specialのは磁石がくっつきませんのでステンレス製かと思われます。
これまで、Peavey Wolfgangのアームを全てFloyd Rose Original用に交換して満足していましたし、EVH Wolfgang初号機も特に不満を感じることはなかったのですが、Specialのは少々勝手が違いました。
アームをフリーにするためキャップを緩めにしておくと弾いてるうちにどんどん緩んでしまい、しまいにはアームが床に落ちる始末なんです。
アームぷらぷらに慣れ切ってますから、固定すると弾きにくくて仕方無いので対策を講じることにしました。
先ず思い立ったのが、ハウジングの頭を削って低くすることでした。
Specialのハウジングそのものを削るのはなんとなく気が進まないので、手持ちの中から候補を選出。
floydrosearm_mod03
右がSpecialのオリジナルで、左が削る為のテストベッド。
実はテストベッドを決めるのに、ハウジングのサイズに少々違いがあることに気付いたんです。
で、Specialのアームを幾つかのハウジングに取り付けてみたところ、ねじ山に微妙な違いがあるのか図らずもキャップを締め上げてもアームがゆらゆらなハウジングを発見しました。
取り敢えずSpecialのユニットはこれでアームが不意に取れてしまうのを回避出来るようになりました。
もし同じような症状に悩まされていて、かつハウジングを幾つか所有している、或いはハウジングが付いているギターを所有している方は、先ず件のアームを他のハウジングに取り付けてみることをお勧めします。
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Stainless Screw 2

前回のエントリーから早くも10日近く経過してしまいました。
更にカスタム・ブロック計画は進行中なんですが、今回は嬉しいパーツが到着したのでその報告です。
そのパーツとは・・・
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3月18日のエントリーで予告していた通り、GOTOH製Licenced Under Floyd Rose Patentsユニットのベースプレートにサスティーン・ブロックを固定するスクリューのステンレス・六角レンチバージョンです!
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今回もTOMMOさんのご尽力でゲットできました。
やはり、素人には六角レンチの方がトルク調整がしやすいですね。
次回のエントリーでは、実際の使用例を交えたカスタム・ブロック計画の報告が出来ればと考えています。
あ、しかし今週末はF1があるんだ・・・(笑)

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ステンレス・スクリュー

これまでFloyd Rose FRT-5ユニットやGOTOH製Licenced Under Floyd Rose Patentsユニット、そしてPeavey Wolfgangに搭載されたFloyd Rose Patentsユニットのサスティーン・ブロックを交換してきました。
実は、その際GOTOH製ユニットなどについて気になったことがありました。
それはベースプレートにサスティーン・ブロックを固定するスクリューについてなんです。
FRT-5ユニットは基本的に六角レンチで締めるスクリューですが、GOTOH製やPeaveyに搭載されたユニットはプラス・スクリューとなっています。
最適な締めつけトルクがどの程度なのかは専門家でないのでわかりませんが、六角レンチを使用したほうが頭を痛めずトルクを与えることが可能かと思います。
勿論、サイズのぴったりしたドライバーがあれば問題ないのでしょうけど、実際に交換中ネジ頭を痛めたことがあったんです。
FRT-5用のスクリューはインターネットでも見付けることが出来ますが、GOTOH製ユニット用は見当たりません。
そこで、どうせ探すなら材質の違うものや六角レンチ用にしたいと考え、適合するスクリューをTOMMOさんに見つけ出してもらいました。
先ずは、GOTOH製ユニット用ステンレス・スクリューです。
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画像中、上の参本がオリジナルのスクリュー、下の参本が適合したサイズのステンレス製スクリューです。
オリジナルのものより強度的に上回っているので、手持ちのドライバーで目一杯締めつけてみましたがネジ頭を痛めることも無くバッチリでした。
継続して、六角レンチで締めるスクリューも探してもらっているので、結果がでたらまた報告するつもりです。

FRT-5

前々回の投稿でチョット触れた「興味深い仕様のFloyd Roseユニット」について、サスティン・ブロック交換のためバラしてみましたので考察してみることにします。
手持ちのもの2個もついでにバラしてみました。
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上が今回入手したユニット、真ん中は手持ちのFRT-5でもかなり初期のモデル、下は比較的新しいものとなります。
上のユニットは前オーナーによりますと、KRAMERのペーサーの極初期のモデルに搭載されていたものだそうで、ということは80年代中期頃のものでしょうか。
また、新しいものと言っても全てアームはレンチが無いと取り外しが出来ない旧タイプなので、入手してからそれなりに時間の経過したもにはなります。
こうしてみると、あまり違いがないように感じますが、サスティン・ブロックを固定するためのネジ穴の深さに違いがあるのが分かるでしょうか。

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