Alex Van Halen


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暗くなったステージに Dave の咆哮が響く!
ステージ中央に紅いスポットライトが浴びせられ Alex と彼のドラムキットだけが鮮やかに映し出される。
Alex ショーの始まりだ!
ラテンのリズムで、パーカッシブなプレイを繰り広げる。
ブラスを大きくフューチャーしたプリレコーディングパートが加わると、会場を北米から南米に誘うかのようだ。
個人的に Alex が叩き出すドラムサウンドが大好きなので、コンサートの中でも心地よいセクションの一つだ!
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1989年の OU812 ツアーでは三種類のキットが合体したかのような 360°包囲網のドラムキットが回転し、それぞれの特徴を活かしたソロを長めに披露していたし、
1995年だったか1998年のツアーでは、スクリーンにもう1人の Alex が登場しラテンのリズムで独り多重演奏のソロを炸裂させていた。
その記憶から、スクリーンにいつ Alex が登場するのかと身構えていたら・・・
いきなり Eddie のギターサウンドが会場に轟く!
Eddie のギターをサンプリングしてるのかと思いきや、Alex の後ろに Eddie と Wolfy が姿を現し一緒に演奏を始めたのだ。
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聞き覚えのあるこのリフは・・・House of Pain のスピードアップバージョンだ!
Wolfy も正確に Eddie のフレーズをトレースする。
Dave も登場し、3人はドラムの左に集合した。
Dave が Alex を讃え会場を埋め尽くした観客に紹介する。

Ladies and Gentlemen ・・・・・中略・・・・・ 「Alex Vaan Haleeen !!!

Dave はまるでボクシングタイトルマッチのリングアナウンサーのようだ。
途中何言ってるか全然分からないし・・・
2分強と予想より大幅に短めの Alex ショーだったが密度は濃厚で、ショー全体のバランスを考えると飽きさせず絶妙な構成だと感じた。

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