Dance the Night Away


vh_at_ra_71
Alex がカウベルで懐かしいリズムを奏でると再び70年代へタイムスリップする。
1979年に初めてこの曲を聴いた時はポップさに戸惑いを禁じえなかったが、30年以上の時を経て見事に熟成されてもなお新鮮さを失わないことに驚かされる。
それにしても、The Trouble with Never の歌詞に Dance the night away が埋め込まれ、こうしてライブで会場を盛り上げながら立て続けに演奏するのは Dave による演出なのだろうか?
会場は最高にオーバードライブしている。
この流れはライブに欠かせないものになっていることを確信した。


Eddie は特徴あるタッピングハーモニクスを決めまくる。
Wah pedalも併用して、フレーズに彩りを添えながらというのが新しい。
しかし、この曲でも Wolfy が存在を主張する。
バッキングボーカルは完全に調和しているし、ベースは Alex のリズムと完全にシンクロしている。
更に、ブリッジセクション、Eddie のタッピングハーモニクスソロセクションになるとベースラインに新たな解釈を加えているようだ。
Eddie はタッピングハーモニクスソロセクションでお得意のフェイザートーンを加えたようだ。
ソロが終わり、ブレイクセクションでは Eddie が甘いトーンのカッティンを聴かせ、Dave の掛け声で Dave、Eddie、Wolfy がアカペラコーラスを決め、会場全体がその素晴らしさに息を呑む。
そして、1979年のライブビデオと同じエンディングで曲を閉じたときには思わず鳥肌が立っていた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*