Girl Gone Bad


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レイドバックタイムが終わると、Alex がライドシンバルで特徴的なリズムを刻み始めた!
Women In Love と同じく Eddie がタッピングハーモニクスを駆使したアルペジオフレーズを繰り出すが、レイドバックした会場を覚醒させるかのごとく VAN HALEN Time Machine は時を再び 1984年に戻し、Girl Gone Bad を繰り出した。
VAN HALEN フリークは先刻承知である筈だが、2012ツアーのセットは全体がほぼ固定された中で数曲が公演毎交互に披露される傾向にある。
参戦した公演の前後だと、それは The Full Bug と Outta Love Again を披露するセットと Romeo Delight そしてこの Girl Gone Bad を披露するセットとなっていた。
個人的にはこの二通りであれば後者のセットが好みで、特に Girl Gone Bad は堪らなく好きな曲の一つだったので、Vancouver 公演が見事に後者のセットだったことは本当にラッキーであった。
Girl Gone Bad は、ハイウェイを豪快に疾走するアメリカン V8 的サウンドである Hot for Teacher に対し、より変化に富んだ構成の欧州レース的疾走感サウンドであり、コアな VAN HALEN フリークのハートを鷲掴みにする曲だ。
ここで魅せる Eddie の緩急変幻自在なギターの凄さは言葉に表すことが難しい。

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そして、変幻自在な Eddie のギターにボーカルを乗せ切ってしまう Dave のボーカルも特筆ものだ。
例えば、For Unlawful Carnal Knowledge における Pleasure Dome が私の中では同じく欧州レース的疾走感の曲だが、Sammy はこの曲を活かし切れていない。
ライブパフォーマンス的に見ても Eddie の本質と Dave の相性の良さは最高だと思う。
更に、ここでも Wolfy 賛歌を書かざるを得ない。
Eddie を支えるベースラインは、これまた変幻自在だ。
ハイトーンバックボーカルもバッチリ決めてくる。
Girl Gone Bad、兎に角素晴らしい!
現メンバーで、今の調子で、もう一度スタジオ収録してもらいたいです・・・

2 thoughts on “Girl Gone Bad

  1. この曲は私的にもトップクラスの悶絶級大好物です!
    まさか、今回のツアーで復活するとは奇跡ですね♪
    生で観戦羨まし過ぎます!

  2. そうでした、EVHホッシーノさんも大好物でしたね!
    いや〜、これはマジで凄かったですよ。
    Eddieのギターが萌え萌えだったのは勿論ですけど、Wolfyのベースとバックボーカルは冴えてましたし、Alのドラムも最高、そしてDaveのボーカルもバッチリでした。
    Girl Gone Badありのセットリストで見れたのはラッキーとしか言い様が有りません。

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