Beautiful Girls


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これまた Dave の MC でブレイクを入れることもせず、VAN HALEN Time Machine は強引に時を1979年に戻す。
Eddie が E-6弦のグリッサンドに続き “VAN HALEN II” からとっておきのリフを披露する。
Beautiful Girls だ!
シャッフルで跳ねるリフが気持ちイイ。
Alex のドラムソロもカウントに入れると既に18曲を昇華し、19曲目に突入というのに Eddie はもたつくことも無く元気な曲を元気に表現する!
流石にノドに疲れを見せ始めた Dave であるが、畳掛けるような歌詞をリズムに乗って歌い上げ、Eddie がこれに応えオブリガートフレーズを決める。
そして、ブリッジパートやサビで魅せる3人のコーラスが最高にカッコイイ!


VAN HALEN の曲作りがタイトルから始まるとは考え難いが、それにしてもなんと Eddie のリフ展開にピッタリ嵌まるタイトル、歌詞なんだろう。
Girl Gone Bad はやっぱり曲調からして、オンナを題材にしてもダークサイドに入り込みそうな感じだし、この曲ときたら底抜けに明るく「オーイェア Beautiful Girls!」がピッタリくる。
それって Dave の Eddie に対する鋭い観察眼と賢さを如実に現してると思うし、A Different Kind Of Truth にしても Sammy や Gary と組んだのと比較してサビの展開とかが所謂 “VAN HALEN らしさ” というヤツをより演出してることから、やっぱり Dave の感性に依るところが小さくないってことだ。
でも、Eddie のいない Dave は魅力がガクンと落ちちゃうし、逆に Alex や Wolfy がいないと Eddie は殻にこもって暗いアナザーワールドに入り込んじゃうし、結局のところ VAN HALEN とは現在の4人が揃ってこそのミラクルということなんだね。

1 thought on “Beautiful Girls

  1. はじめまして。
    毎回貴重な情報ばかりで楽しく読ませてもらっています。
    今回の膨大なライブレポも、読んでいるこちらまで興奮しますね。
    否が応でも来日公演の期待が高まるのですが、
    どうやらセーソク氏によると遂に決まったらしいのですが…。
    http://bayfm78.com/prt/neta.htm

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