ここのところFlangerを使ったりしていましたが、久しぶりにその原点に立ち返りました。
Eddieデビューの前年1977年のことです。
その年は先日再来日を果たしたKISSがノリに乗っていた時期でした。
夏に6枚目のスタジオアルバムである Love Gun をリリースし、秋には2作目のライブアルバム KISS ALIVE Ⅱ をリリースという現在では考えられないペースでファンを魅了、当時中学3年だった私も当然ノックアウトされました。
ALIVE Ⅱのアナログ盤D面にはスタジオ録音の新曲が収められていて、それまでの作風と少々趣が異なることに戸惑いを感じたりもしましたが、Shock Me に続き Ace がイニシアチブを取った Rocket Ride に衝撃を受けたのです。
それはFlanger、Phase、Wahで彩られていて、そうしたエフェクタの魅力をこの曲に教えられました。
つまり、個人的にはこれがエフェクタ使用の原点ということになります。
しかし、Wahコントロールは付焼刃ではダメですね。
Flanger、Phaseに関しては翌年Eddieデビューに見事につながっていきます。
当時の状況を考えてみると良く知られたGeneとVan Halenの関係もあり、ひょっとしたらEddieのエフェクタ駆使奏法にAceが影響を受けた・・・と評価するのは早計でしょうか。