Down in Flames ではイントロだったボリューム奏法フレーズで Tattoo が幕を閉じると、赤いライトに照らし出された Alex のドラムキットからジャングルビートが解き放たれる。
黒いサングラスを掛けたままの Alex のビートは強烈だ!
そして、Dave がそこに絡み Alex を煽る。
その間 Stealth に持ち変え準備を整えた Eddie がE-6弦を揺すり始め、Everybody Wants Some!! がスタートした。
Wolfy のベースが加わると更にビートは激しさを増す。
Eddie はカスタムフットペダルを総動員してジャングルに猛獣を解き放つ!
カミングアウトしてしまうと・・・
これまでこの曲に興味を持ったことは無かった。
Dave のおちゃらけたようなターザンは好きになれなかったし、Alex のシンプルで空間の多いジャングルビートは迫力がイマイチと感じていた。
Eddie が走り回りながら弾いてるのが目に浮かぶようなギターは、Floyd Roseの効果を最大限活かしたかのようなアーミングプレイやピックスクラッチ等エフェクティブなプレイに耳を奪われるものの、ギターキッズ垂涎リフやフレーズに欠けていると感じていた。
だから iTunes をチェックしてみれば Women And Children First の中で再生回数が一番少ない有り様だった。
正直なところ、どうして未だにツアーに組み込んでいるのかも理解できず、ニューアルバムで同じようなビートで始まる As Is に組み換えた方が良いのにと感じていた。
ところが・・・ところが、である。
日本時間2012年5月8日13:20〜13:27分頃、眼前でこの曲を堪能してしまった結果病みつき状態だ。
スーパーサウンドチェックで As Is を堪能し、その時点ではやっぱりこっちだよ!と感じていたのに、今はセットリストから絶対に外せないと感じている。
スミマセン、Everybody Wants Some!! マジでカッチョイイです。
大好きになりました(苦笑)
Eddie はギターソロでまたもや Wah pedal を効果的に使ってくる。
そしてG-3弦をアームやピッキングハーモニクスを使って唸らせたり叫ばせたりするとボリュームを完全に絞った。
さあ、Dave の独壇場!
最前列に魅力的な女性を見付けると強烈な一点集中攻撃が炸裂だ。
エスコートしてきた野郎のことなんて見向きもせずに。
しかし、その野郎も困惑したそぶりを見せるでもなく盛り上がっている。
Dave にチョッカイ出されるほどのイイ女連れてきたんだぜ!と言わんばかりに。
このやり取りと盛り上がりこそ、北米でないと味わえないモノかも知れない。
そして、ギターとベースが戻ってくると Dave のキメフレーズ
I like the little way the line runs up the back of the stockings
を求め、より一層の盛り上がりを見せる。
Alex はべードラを踏みまくり最高の盛り上がりで曲はエンディングを迎えた。
はじめまして、5150FANさんのリンクからお邪魔しました。
今週末のLA公演を観覧すべく渡米を予定しており、
入魂の投稿を拝見しながら、期待度が高まって
いきました。有難うございます。
前Tour(2007年)をTorontoで観たのですが、アメリカの
友人の話しでは、バンドの状態はその時より格段に良い
との話し・・
また、何より新作をリリースしてのTourですので
この瞬間を永続させたい(=楽しみを過去のものにしたくない)
との気持ちも有り、ワガママですね(笑)
週末体験談はFacebookのVAN HALENコミュニティ
“Runnin’ with VAN HALEN”で、サラッと書く予定
ですがFrankenさまもFbアカウントお持ちでしたら
是非、のぞいてみて下さい。