弦交換


ラッキーな方なら10日余にも渡ったであろう2010年のゴールデンウィークもようやく終わりました。
この間、様々な余暇の過ごし方が有ったと思いますが、私の場合ここぞとばかりMy Gearの弦交換を敢行しました。
今回はその弦交換に関して簡単なTipsを紹介してみます。
こんなの常識と一笑に付されてしまうかも知れませんが、これはあくまで自分なりに思いついたことなのでその辺ご了承下さいませ。
先ず交換に取り掛かったのは、勿論FRANKENSTEIN Replicaです。
strings_ exchange1 strings_ exchange2
この画像は交換途中であるのは一目瞭然ですね。
で、Replicaのヘッドストックの下に横たわる弦の切れ端が今回のツールであり、これは別のギターのではありますがLow E弦の余長分を切り取ったものになります。


これを何に活用しているかというと・・・
strings_ exchange3 strings_ exchange4
Floyd Rose搭載ギターの弦交換には様々な手法が有ると思いますが、私がいつも実施しているのはボールエンドをヘッド側に持ってくる方法です。
つまり、弦をペグの穴に通しブリッジ側で適切な長さにカットして、ブリッジユニットの駒でロックし巻き上げるという方法なんです。
これは、最初にWolfgangを購入した時、Wolfgangがそのような張り方をしていたのを目の当たりにしてからですから、かれこれ10年以上になりますね。
この方法でチョット神経を使うのが、テンションバーの下をくぐらせた後ナットユニットの上を渡す際、弦の先でヘッドの塗装に傷を付けないようにすることなんです。
最初は六角レンチや弦のスリーブなんかを活用していたのですが、あるとき上の画像のようにボールエンドが付いた切れ端を活用すれば結構簡単にヘッドを傷つけず対応出来ることに気付きました。
状況によっては弦交換する度にツールを新しくできますし、もし手元に無くてもLow E弦を張ったら余長を切り取ってそのまま使用出来るのも良い感じです。
但し、Wolfgangのようにヘッドとテンションバーの隙間が狭いものだと運用にコツが必要だったりします。
strings_ exchange7 strings_ exchange5
FRANKENSTEIN ReplicaのようなStratocasterスタイルや、Wolfgang Specialのようにヘッドストックに角度がついていないものは、テンションバーとヘッドストックの間に十分な間隔が有ると思いますので比較的運用しやすいです。
また、Low E弦から張る際テンションバーを固定するビスが穴に引っ掛かったりするのを防止するためにこんな風にも活用しています。
strings_ exchange8 strings_ exchange9
で、一日一本!というコトではありませんが結局トータル10本以上の弦交換をしました。
逆に言うと、弦が切れていたのがそれだけ有ったと言うことなんですよね(苦笑)

2 thoughts on “弦交換

  1. お疲れ様です!
    弦交換の労力もさることながら、交換作業に入るまでに腰を上げるのが大変ですよね〜!
    私は弦が切れると、1ヶ月は放置しちゃいます(苦笑)

  2. EVHホッシーノさん
    そうなんですよ。
    弦交換の作業に入るのに重い腰を上げるのが大変で(苦笑)
    Replicaなんて前回は半年以上放置モードでしたし。
    切れたら違うギター・・・の繰り返しで、切れてないWolfgangが在庫切れになったというのが交換に踏み切った真相だったりします。
    でも、EVH Wolfgangは未だに切れないんですよ。
    ヘタしたら1年持つなんてことになるかも知れません。
    弾き出すと、殆どの場合数日で弦を切ってしまう私としては驚異的なことです。

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