Guitar Rack in Japan


Eddieがオフィシャルtwitter、facebookで2013 Japan Tourにおけるギターラックを公開してくれました。

guitar_rack_japan

これについて少々考察を・・・

向って右から
愛知県体育館でもメインで使用された白黒FrankensteinスタイルのWolfgangが2本鎮座しています。
これは北米ツアーのStealth同様メイン+バックアップの2本体制ということで、最後の大阪追加公演までこれがメインで使用されるものと思われます。
ステージでは一見フラットトップのSpecialと見間違いそうでしたが、目を凝らしてチェックしていたところアーチトップのWolfgang USAベースと判断していました。
それが、このオフィシャル画像でも陰影でアーチトップと確認できます。
バインディングは無さそうに見えます。
フィンガーボードはエボニーでしょうか。
ポジションマークはドット。
Floyd Roseはコンサート中確認した限りではEVHロゴの入ったモノ。
最近マストアイテムになっている感もあるキルスイッチも勿論搭載されています。
そして、問題はPickup
遠目には分かりませんでしたが、Eddieのソロで大写しになった時にレリックされている事がハッキリ確認できました。
座繰からするとWolfgang Pickupsなんですが、FRANKENSTEIN HUMBUCKER PICKUPとの関連も想像されます。
北米ツアー使用機ではEB/MM EVHに搭載されていたディマジオと思わしきPickupを搭載した経緯もありますし、相変わらず研究熱心なところを見せています。
Tone Chaserの面目躍如といったところですね。

続いて、キーボードフューチャー曲のレギュラーキーで使われたStealth Red
そして、その左に有るのはそのバックアップに降格したと思わしきStealth Black
2013北米ツアー終盤で登場したStealth Redですが、当初は確か通常Stealth仕様機に用いられているブラッククロームのFloyd Roseが搭載されていたと記憶しています。
ところが、ステージ上で確認したところクローム仕様にキッチリ交換されていたと捕捉していましたが、それがこの画像からも理解できます。
チップは単にブラッククロームがダメになっちゃったからたまたま手持ちのクロームに交換したと言ってましたが、やはりEddieはブラッククロームのFloyd Roseが好みでは無いと確信しました。

次ぎに、その後の情報パッタリ途絶えたWolfgang Custom LT
これ使ってどんな曲を演ってるんでしょうか。
非常に興味あります。
しかし、残念なのはこれにD2Hが搭載されていないコトですね。
つまり、今回のJapan TourではリハーサルやサウンドチェックでもAs Isはやってないということになります。
Vancouverのサウンドチェックで堪能したVan HalenファミリーによるAs Isの迫力はひたすら衝撃で、Daveを交えた演奏が目の当たりにできるのではと期待していたのですが・・・

最後、右端の2本は新しいSTRIPED SERIESでしょうか。
White with Black Stripesが無いのはWolfgangにそれを施してるからなんでしょうね。
Black with Yellow Stripesが鎮座している事でドーム公演で ‘Light Up The Sky’ をやってくれるんじゃないかと期待感が高まります。
1979年の武道館公演はオリジナルBlack with Yellow Stripesを引提げ ‘Light Up The Sky’ で幕を開けたんですよね。
是非その衝撃をもう一度!

4 thoughts on “Guitar Rack in Japan

  1. Franken様
    ラーズと申します。以前、FRTのブラス製ブロック製作頂きお世話になりました。
    あの時は広島県福山市在住でしたが、仕事の都合で神奈川へ移転してきました。
    このレポートを読ませて頂き、エドのPICKUPがFRANKENSTEIN HUMBUCKER PICKUPの可能性ありとの推測。関心してしまいました。確かにゼブラでないですしね。かなり音がスッキリしていて、必要以上のFAT感がなく正直自分の好みの音でした。その推測通りかもしれませんね。近年においても、試行錯誤的なエディの音に対する飽くなき探究は、凄いものを感じます。溜まらずコメントさせて頂きました。

    • ラーズさん、コメント有り難うございます!
      その節は大変お世話になりました。
      神奈川移転なら東京で盛り上がったりできそうですね。

      さてさて、その後の観察で最新兵器のPUはほぼWolfgangベースで間違いないと思われます。
      しかし、わざわざ何の意味もなくレリックするとは思えないですし、今回のツアーサウンドからして原点回帰モードになったと推測したいです。

      是非またコメントしてください!

      • Franken様
        全公演参戦!大変お疲れ様でした。ラーズです。
        「最新兵器のPUはほぼWolfgangベース」情報のアップデート
        有難うございます。歪過ぎないプレキシ的なレスポンス&抜けまくるトーンは凄く良かったです。正に原点回帰的な音色は魅力です。新兵器のストライプ・ギターでも色々試している様ですし、大変興味深いです。アンプも含め目が離せませんね。

        • ラーズさん
          Eddieは相変わらず最高なトーンで日本を席巻していきましたね。
          Stealthで開眼したと思われる、ステンレスフレットとエボニー指板の組み合わせに加え更なる試行錯誤。
          仰る通り、アンプなどの環境も含め全く目が離せません!

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