YAMAHA Pacifica USA Custom


Pacifica #2で紹介したギターですが、107 Guitarsさんに度重なるご面倒をおかけしながら遂にリボーンを果たしました。
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キーはトーンと使用感がどうにも馴染めない LIC. Under Floyd Rose Pats.ユニットである YAMAHA RM-PROIII のリプレイスですが、紆余曲折の上Kahler “Steeler”で完成を見ました。

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YAMAHA RM-PROIII は一見細かく Floyd Rose FRT-5 のネガを潰したユニットであるように見えるのですが、調整可能箇所を多くしたことによるものなのか少々ダイレクト感に欠けたり、サスティーンブロックの形状や位置が歪でバランスに欠けると感じています。
このことは先のGOTOHさんへのインタビュー敢行で図らずも確認を取ることが出来ました。
そして、その特徴的な構造から座繰も多段構造でお手軽カスタマイズユーザにとってプレイスを難しくしているユニットでもありますが、変遷を経てKahler製LIC. Under Floyd Rose Pats.ユニットである “Steeler” に落ち着きました。
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Eddie の KRAMER 5150 に搭載されたFRT-5ユニットのプロトタイプはKahler製であるようで、Steelerは佇まいがそれに最も近いと感じます。

こちらはGOTOHユニットからの変遷です。
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いずれも、サスティーンブロックをボディに設置させるべく107 Guitarsさんに接木を施して頂きました。
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Steelerのサスティーンブロック形状はこれまた標準的なFloyd Roseユニットのそれと異なっています。
また、解明し切れていませんが構造上の何かの影響でスプリング2本掛けでテンションを確保できず3本掛けとしています。

そして、YAMAHAのNAT側ユニットはこれまた凝った構造になっていますが、これもGOTOH製ユニットに換装してもらいました。
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しかも、裏止め構造のユニットです!

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