Michael!! Simon!!


IMG_0548
高校生の時、リアルタイムで誕生に出会えた素晴らしいアルバムにVAN HALENともう一つ、「THE MICHAEL SCHENKER GROUP」がありました。
Eddieファンの中にはMichael Schenkerファンでもあるという方が少なからずいらっしゃるのではと思いますが、勿論私もその1人です。
その「THE MICHAEL SCHENKER GROUP」でケミストリをもたらしたMichael SchenkerとSimon Phillipsの組み合わせが遂に実現した「MSG 30th anniversary Special Lineup Japan Tour 2010」、中野サンプラザでの初日公演を堪能してきました。


時を遡ること約30年、アルバムでもその様子が発表された武道館での初来日公演も実際に堪能したのですが、それ以降ライブに参戦する機会はありませんでした。
というのも、「THE MICHAEL SCHENKER GROUP」でのSimon Phillipsとのコラボレーションがあまりにも印象強く、それ以外のドラマーとのマッチングがすんなり受け入れられなかったんです。
Cozyは大好きなドラマーの1人でしたが、Michaelとの相性はそれほど良く無かったと感じていますし、それ以降のドラマーも結局ベストマッチングと感じられることはありません。
しかし、Simonは多方面で活躍し、30年前のスペシャルな組み合わせを堪能することはできないものと諦め、それは即ちMichaelのライブを観に行くことは無いだろうという諦めでもありました。
ところが、昨年末に発表になった「MSG 30th anniversary Special Lineup Japan Tour 2010」でその組み合わせが実現されるということで、これは何があっても見逃すことはできないじゃありませんか!
中野サンプラザでの初日公演を堪能した結果として、MichaelとSimonの相性が素晴らしいことに確証が持てました。
Michaelが織りなす繊細なメロディライン、フレージング、リフとSimonのビッグセットを縦横無尽に使い倒すドラミングの組み合わせはまさに極上。
Armed And Ready、Into The Arenaを始め、「THE MICHAEL SCHENKER GROUP」の楽曲はやはりSimonが叩いてこそだし、「MSG」の楽曲もSimonによって新たな息吹を与えられ本来の輝きを取り戻したかのようでしたし、「Built To Destroy」の「Rock My Nights Away」があれほど格好良くなるとは予想だにしませんでした。
そして圧巻は定番「Rock Bottom」、「Doctor Doctor」です!
Rock BottomはUFO時代を含め、これまで耳にした中で間違いなくベストでした。
MichaelのギターソロバックでのThe Pageant スネアやオクタバンを駆使したSimonのプレイは感涙もので、センスの違いをまざまざと見せつけられました。
いや〜、ホントにMichaelとSimonのマッチングは最高です!
そうそう、ベースのNeil Murrayも良い味出してましたし、広域を更に失っているものの余計な力みを捨てたGary Bardenのボーカルもそれなりに良い味出してました。
ギターとキーボードを担当してた髭面のWayne Findlayも往年のPaul Raymondより安定しててMichaelにはマッチしていると感じました。

2 thoughts on “Michael!! Simon!!

  1. ちわ~。
    奇遇! 先週末、数年前のMSGのジャパンツアー?のDVDを観てました。もう年齢も年齢なのであまり期待していなかったのですが・・・
    いやはや。30曲くらいやってたのかな? 久しぶりに興奮して最後までみちゃいました。
    定番をしっかりやってくれるところが日本人のココロをくすぐりますねえ・・・
    ついでに、エアロスミスも観たのですが、こちらもこちらでかっこよかったです。普通なら老人の歳なんでしょうけど、マイッタwww

  2. TADさん
    コメント有り難うございました。
    1997年だったかのThe Michael Schenker Story Liveですね。
    Scorpionsの曲から始まって、UFO、MSGとまさにMichaelの歴史を語るコンサートでした。
    私もビデオで見ましたし、CD持ってます(笑)
    ホント、定番を確りやってくれるところにはココロ奪われますよ。
    エアロも年齢関係なしに頑張ってますね。
    Stevenはチョット微妙らしいですけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*