Floyd Roseセッティング


サスティンブロックのエントリーでブロックがボディに密着していると報告しましたが、今度はベースプレートの状況をリポートしましょう。
DSCF0670
ご覧の通り、ストリングロックスクリューをサポートする板バネ下のプレートが6弦側でボディに接するか接しないかという状態で、1弦側ではもう少し浮いている状態になっています。


サイドから接写してみました。
先ず、6弦側
DSCF0672
スタッドの位置での浮き具合とプレート後端でのボディとの隙間が分かるでしょうか。
続いて、1弦側
DSCF0677
ボディからユニットが浮いている状態とアームのユルユルぶりが分かるでしょうか。
私の他のギターでもそうなのですが、弾きやすさを追求するとFloyd Roseユニットの1弦側をどうしても持ち上げたセッティングにしたくなります。
そうするとボディベタ付けといっても6弦側のわずかな面積でのボディ接地となり、スプリングのテンションを強くするとプレートがボディに食い込むこともあります。
事実、これまで紹介した中でもESPやMuicmanはボディにプレートが食い込んでいます。
ひょっとすると、コインはこのことと関係しているのかも知れません。
サスティンブロックを厚くしボディと密着させることは、ボディとの接地面積を増加させることが出来、弦振動のエネルギーをボディにより伝えることが可能となるでしょう。
とても理にかなったセッティングだと思います。
※写真をトリミングしたものに差し替えました。

5 thoughts on “Floyd Roseセッティング

  1. お~っ!きましたね~!!
    >私の他のギターでもそうなのですが、弾きやすさを追求するとFloyd Roseユニット
    >の1弦側をどうしても持ち上げたセッティングにしたくなります。
    そうですね~!たしかにブロックが厚くボディに当たっていないと
    都合が悪いですよね~!他のギターの話になりますがそうなるとブロックが接地してないとチューニングも安定し難いですよね~!また弦をロックしているボルトに当たっている板バネ?も癖モンでボルトに当たってたわんでる分でもフニフニしてDチューナーを使ったら他の弦のチューニングがほんの少し上がりませんか~?
    それを嫌って私のウルフMODは板バネも外し完全ベタ付けで1弦側の弦高をネック側で調整しています!ただ板バネを外すとDチューナーのバネを少し加工しないとドロップDで思いっきりアームを使うとDチューナがバネの力でEの位置に滑って入りますよ~!!(笑)
    (少しの加工で入らないようになります!ww)

  2. こんばんは、おじゃまします
     いやぁいいですね~
    やっぱり持っておきたい1本ですね!これは

  3. des2さん
    コメント有り難うございました。
    そうなんですよ、接地が甘いとチューニングも安定しないんですよね。
    すると、勢いスプリングの張力を強める→板バネ下のプレートがボディに食い込む
    という状況になります。
    この辺、さらに考察したいですね。
    d-tunaは私も色々と悩みましたが、現在のところdes2さんとは違った方法で解決しています。
    それは、某オクに出品されているuniversal_instrumentsさんのステンレス製ストリングロックスクリューの使用なんです。
    様々考察したところ、d-tuna動作にはボルト頭の大きさが関係しているようで、試行錯誤の結果完成させた逸品です。
    開発に関わっている、というかそもそも私がお願いして作成頂いたものです。
    大阪エディさん
    コメント有り難うございました。
    ホントに満足度の大きい1本です。

  4. この状態でブロックはボディに当ってるのですよね?1弦側が上がってると言う事は・・・ブロックも1弦側が当たってます??

  5. ちぃさん
    ブロックは1弦側から6弦側までべったりボディに密着しております。

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