龍虎鳳PE CUSTOM


ご期待にお応えして(笑)、コブをトップ材に使ったちゃぶ台シリーズのメイン・アクトをご紹介します。
Aria Custom Shop PE またの名を「龍虎鳳PE CUSTOM」といいます。
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私の所有している中では、最も杢が強烈なギターです。


まだ時は20世紀だったと記憶していますが・・・
ある日何気にインターネット徘徊してて目に付いたこのPE、トップの杢と指板のインレイに一発でノックアウトされました!
しかも、一般には人気のないPEだからかビックリするほどの低価格!!
PE好きの私にとっては、まさに神の啓示かと思いました(笑)
指板のインレイは「鳳凰」でしょうか
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Custom Shopパワー炸裂!としか言い様の無い緻密さ。
しかし、これじゃフレット交換なんて絶対出来ないんでしょうね・・・
そして、ヘッドの付き板も凄いことになっています。
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この厚み!
トップと同等の材を分厚くスラブ貼りにし、堂々のラウンド加工。
ペグのナット部分は落としこみ加工で手が込んでます。
トップの周囲部分はPaul Reed SmithやWolfgang SP FlameTopのようにナチュラル・カラー処理で、レス・ポールやWolfgangのようなセル・バインディング処理はされていません。
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つまり、トップ材の厚みはキッチリ目視できます。
サイドまで回り込んだ杢が分かるでしょうか?
このギターのバックは初期型PE程の3D加工はなされていませんが、それでも後ろ姿は美しいです。
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上位機種の証である、段差の無いヒールレスカッタウェイ処理!
また、バックのマホガニーはよく見ると2ピースのようなのですが、まるで1ピースに見間違えるほどの贅沢な木取り。
ネックは1ピースのマホガニーで、コンストラクション的にはPEの中でも最もレス・ポールに近い構造となっています。
ピックアップは型番は分かりませんがSeymour Duncanを2つマウントし、サウンド的にもレス・ポールに近いものとなっているかと思います。
といっても、もっぱら観賞用で音出しはあまりしてませんが(笑)
匠の技が冴え渡る1本だと感じていますが、ショー・モデルか何かだったんですかねぇ・・・

7 thoughts on “龍虎鳳PE CUSTOM

  1. キタキター!
    すごいな~これは。
    インレイもキルト材の厚さも特筆できますね!!
    いやあ・・いいもの見せていただきましたww
    あ・このギター、例の本に間に合ってたら絶対掲載されたのになあ・・もったいない!

  2. TADさん
    毎度どうもっす。
    まだじらして他のをと思ったのですが(爆)
    最近のPE-Extremeとか最初良いんじゃないかなぁなんて思ったのですが、
    「カーブド加工された8ミリのフレームメイプル単板を3Dラミネート」って・・・
    こいつなんて、ヘッドの付き板だってその位はありそうなんですけど。
    そう考えると、この個体は特殊ですかね。
    買値もPE-Extremeの市場価格より安かったし(汗)
    しかし、もっと早くTADさんに知らせていればよかったですね。
    また機会があれば宜しくです。
    一度手放そうと思い、オクに出品したんですけど
    ウォッチリストは凄い数だったですが、実際の入札はありませんでした。
    やっぱり、PEなんだなぁと感じました(苦笑)
    これからは大切に所有していようと思います。
    そうそう、Wolfだけじゃなくて他のもニックネームなんて考えて頂けたりしないですかね・・・

  3. いやいや・・いい仕事のもんだねぇ~(と中島先生風)
    螺鈿細工、自分でもやってみたいんですよ。素材屋さんも調べてあるし・・
    「カーブド加工された8ミリのフレームメイプル単板を3Dラミネート」
    つまり
    薄板でけちったっつうことですなwww
    アリアって今はどこで作ってるんだろう?
    PEのジョイントを裏から眺めると惚れ惚れしますねww(つい触りたくなりませんか?)
    ニックネームですか!?
    私がつけると間違いなく品格が下がりますが!(爆)では後ほど・・
    自信作は、SHINCHANGさんのストラト「洗濯屋ケンちゃん」でしたがww
    そういえば、HRTKさん締めで忙しくてまだウルフアップされてないなあw

  4. 自分で螺鈿細工ですか・・・
    流石、Snake & Dragonを逝くだけのことありますな。
    PEのジョイントはつい撫で撫でしてあげたくなります(笑)
    ニックネーム宜しくでございます。

  5. とりあえず、お名前を・・・・
    命名 ちゃぶ台シリーズ『龍虎鳳PE CUSTUM』 ってとこですか。
    勿論。虎、鳳凰・・・あれ?龍は?www(ヒールレスカッタウェイが天を舞う龍のごとく・・・とかテキトー!)
    ホントは・・・広州料理で龍と虎と鳳凰を一緒に煮込んだスープがあるようですwww
    調べない方がいいかも・・・(爆)

  6. TADさん
    エントリーのタイトル修正しちゃいました(笑)
    命名有り難うございました。

  7. あれまあ・・www
    こんなんでよければ~♪
    ウルフシリーズは考えること10時間の力作ですぞ!www(まだアップされてませんが)

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