YMAHA WED Custom


また銘木を使用したちゃぶ台シリーズで、今回は縮杢が綺麗な一本です。
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レス・ポールには心動かされないのにPEは琴線に触れる私が、やっぱり気になっていたギターがWEDでした。
YAMAHA Pacifica 25th Anniversaryと同じカタログに掲載されていて気にはなっていたのですが、レギュラーモデルながら同等の価格(当時25万円位だったと記憶しています)だったし、既にPEを所有していましたから当初は眺めているだけだったんです。


それから数年後のことです。
高崎の新星堂で雑誌とCDを購入し、ついでにとROCK INNに立ち寄りました。
すると、立ち並ぶバーゲン品の中になにやら光り輝くものが見えたんですが、それがこのWED Customだったのです。
バーゲン品になる前は大切にショー・ケースに入れられていたんだと思うんですが、他のメーカーの下位機種に埋もれるようにして並べられ、プライスタグを見ると8万円と記載されていました。
店員さんに尋ねると一応新品だそうでケース・付属品も全て完備ということだったので、即購入を決意しました。
バーゲン品になっても気にする人はあまりいなかったようで、これが光り輝いて見える私はやはりどこか特異なのでしょうか(笑)
まぁ、こうしたギターを購入するなら何はともあれレス・ポールってことになるのが人情ってもんなんでしょうけど、PEやWEDは本当に良いギターだと思います。
購入して暫くストック状態のままでしたが、昨年手を入れてマシン・ヘッドとテールピースを交換しました。
マシン・ヘッドにはGOTOHのSGS510Zのマグナムロック仕様でX Finishをチョイス。
併せてテールピースにはファインチューナーのついたGibsonのTP-6をチョイスしました。
この組み合わせは凄く気に入っています。
このギターはPacificaと違いトップ材の周囲にはセル・バインディングが巻いてありますが、指板のバインディングと同様アイボリー・黒・アイボリーの積層になっていて手の込んだ作りになっています。
また、PEよりアーチは深く、これまた銘木の総元締めの面目躍如で贅沢な材の使い方をしています。
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そして、このギターもバック・ビューが美しい一本です。
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ネックは、マホがニーとメイプルの5ピースで、絶妙なアクセントになっています。
ウェスト・コンターカットと共にネック・ヒールも大胆にカットされていますが、PEのそれとは形状が異なり独特のカーブを描いています。
ピック・アップはDiMarzioのカスタム・メイドだったと思いますが、Pacifica 25th Anniversaryと同様にどちらかというとパワーと歪みを抑えたトーンです。
最後に別の角度からトップを・・・
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個人的には、このギターにはバール杢よりもこちらの縮杢の方が似合っているのではと思っています。

4 thoughts on “YMAHA WED Custom

  1. 昔、これ見たとき「なぜPEをパクるんじゃー」と思ってましたwww
    裏は初めて見ました!
    ヘッドのロゴも昔懐かしの音叉マークですね♪

  2. TADさん
    私も、なんでまたPEをパクるの??と思いました。
    PEのパテントでも切れたかな・・・とか。
    でも、実物みるとこれはこれで良くできてて
    ヒールの裏側触りたくなっちゃったんですよ(爆)

    • T.Kawamuraさま
      暫く放置モードで今更のコメント対応申し訳ございませんでした。
      気に入っているギターですので、今のところ放出は考えておりません。
      宜しくお願いします。

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