コブをトップ材に使ったちゃぶ台シリーズですが、一部の期待を裏切って（笑）スルーネック・マニア第三弾をご紹介。
Songbird #1と同様な構造を持ち、以前から気になっていたESP HORIZONの最高峰CTM、しかもレアなEMG搭載モデルです。


アーチド・トップにQuilted Mapleを使用した贅沢な仕様のこのギターは、数年前雑誌プレイヤーのBillboard／売りますコーナーで見つけた個体です。

高校時代から毎月欠かさず定期購読しているプレイヤー、売りますコーナーを流し読みする癖はついていたのですが、ふと目に留まった応募掲載の中で何本かの記述の中にESP HORIZONの文字を発見。しかも、超ウルトラ激安（笑）
以前から気になっていたモデルだったから速攻で連絡！
確認すると、ネック・スルー・ボディで色は赤ということで、コンストラクションが確認出来た時点で即決しました。
しかし、即決理由の一つでもある価格が超ウルトラ激安（ホントはこれが一番）でしたから、当然CTMだとは思いませんでしたし程度もそれなりだろうと期待せずいたのですが・・・
到着、開梱したところ出てきたのはご覧の通り素晴らしい個体でした。
このギターも後ろ姿が美しいです。

EMGのアクティブサーキット向けのバッテリーは、バッテリ・ボックスが用意されておらずバックパネルを外さないと交換できませんが、Sustainarと比べれば消耗も穏やかでそれほど気になりません。
ボディはSongbird #1と比較すると厚みが薄く、トップがキルティッド・メイプルであることからか比重も軽く感じ、更に指板にEbonyを使用しているからか、サウンド的には若干軽めでダークな感じです。また、標準状態ではFloyd Roseユニットはフローティング・マウントでボディの鳴りをあまり感じられない例の通りのサウンドですが、これまた最近の私の指向でGOTOHユニットに換装、低発泡塩ビ盤をブロックに貼り付けベタ付けセッティングに変更しています。

結果、他のギターに負けないサスティンが得られ、好みのギターになっています。