Bacchus FlyingV


ここのところ、すっかりカスタム・ブロックに嵌まっていますが、久しぶりに手持ちギターの紹介を。
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グリーンのボディが魅力的(笑)なこのギターは、トラスロッド・カバーからするとBacchusということになりますが、本当のところは定かではありません。
これまで紹介してきたギターの多くが象徴しているように、648mmスケールのいわゆるFender系が好みで、特に628mmスケールにFloyd Roseというギターには本来なら食指が動く事は無いのですが・・・。
一方、My Younger Brotherは相当なFlyingV好きで、彼のコレクション中最も大きな比率を占めているようです。
そんなコレクションから溢れたものが時折私の手元にやって来るのですが、これもまたそんなギターでした。


My Younger Brotherは私とは逆にFloyd Rose搭載ギターはあまり好きでないようで、FlyingVということでコレクションに加えたギターもプライオリティは低く、他のコレクションが加わる際に放出と相成ったものです。
元々はブラック・パーツを纏ったギターでしたが、好みに合わずクローム・ハードウェアに変更しました。
ペグには丁度手元にあったGROVER 109Cを取付け、Floyd RoseユニットはKRAMER JK-2000に搭載されていたものを移植しました。
KRAMER JK-2000にGOTOH製ユニットを取り付けていたため丁度取り外されていたものです。何度か書いてますが、最近はGOTOH製ユニットが好みなんですよね。
で、そのローズ指板のKRAMER JK-2000は改良を施しても殆弾く事の無い個体で、ブロック製作をお願いしているTOMMOさんは逆にローズ指板KRAMERが好みという事で日頃の感謝に差し上げました。
すると、彼はどうしてもGOTOH製ユニットが好きになれないという事で、ブリッジユニットを交換する事にしました。
で、現在の状況はこうなっています。
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各スクリューもTOMMOさんによるステンレス製に変更しています。
一方で、Gibson系のギターにFloyd Roseを取り付けたものが好きになれない最大の理由ですが、ブリッジをボディベタ付け状態に出来ないということでした。
通常のGibson系セット・ネックでは仕込み角が付けられてますから、ブリッジを比較的高い位置にセッティングする必要があり、ベタ付けするにはユニットをかなりスラントした状態にしなければならず、そうなると実用に絶えるものでは無くなります。
そこで、これまでは低発泡塩ビ板の登場となっていた訳ですが、それもJK-2000とのスワップ時にカスタム・ブロック化を実施する事にしました。
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これは施術前を記録していなかったので、現状の詳細のみです。
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サウンド・インプレッションですが、カスタム・ブロックを施術した他のギター同様素敵なサウンドを出してくれます。
Gibson系ギターを使用した奏法で、フィンガー・ヴィブラートを多用するような場合でも安定して弾く事が出来るようになりました。

6 thoughts on “Bacchus FlyingV

  1. こんなグリーンのVは初めて見ました!
    比較的、、新しいものなんですかね?
    虎杢も鮮やかですが、、やっぱり軽いのでしょうか?

  2. 勘兵衛さん
    コメント有り難うです。
    10年は経過してると思うんですけど、詳細は全く不明です。
    虎杢は見る位置で変化しますから本物のようですが、紙ほどではないにしても1mm強の薄い板が貼ってアルだけでして、バック画像で分かるようにアトはマホガニーなので軽いです。

  3. おひさしぶりぶりです♪
    PCの調子が悪かったので巡回もおっくうになってました(おまけに会社のチェックが年末入ってBBSなどもブロックされるようになり控えてますw)
    いない間にだいぶ盛り上がってますね~ww
    バッカス。松本産のギターをありがとうございます!ww
    私は古いのを2本ほど持っていましたがどちらも作りや音はよかったです。手放したテレキャスはこんな感じのシースルーで、エメラルドグリーンでした。
    ライトアッシュで3kgくらいしかなく、サウンドはカラッカラの乾いた音でした。テクのある人なら使いこなせるんでしょうけど私には無用の長物でした(爆)

  4. TADさん
    ホント、ご無沙汰です(笑)
    PC不調、大変でしたね。
    ここのところ、ウチのユーザや、身の回りの方に不調多いです。
    ユーザにはウィルスにやられてたってのも多かったですが
    Windows、おかしくなる時期なんでしょうか。
    会社でアクセス制限ですか?
    ウチの会社は、アクセス制限してませんね。
    つうか、私が管理者ですから(爆)
    バッカス、松本産でしたか。
    つうか、国内ギターの半分以上が松本産??
    軽いテレキャスは良いですね。
    このFlyingVも軽くて乾いた音します。
    私にも無用の長物系なんですが、たまにUFOとか弾きたくなった時に重宝しています。

  5. どれ、定時後だからいいだろう・・www
    Frankenさんはマック派なんですね。
    私は、高校の時AppleⅡというのを学校で使って、今の会社でパフォーマをいじってました。バクダンマークには泣かされたwww
    今でもデザイナーはマックです。
    バッカス・・バリバリの松本産でございます!
    今は松本も生産量はたいしたことないでしょうね(さみし~)
    フジゲンが本家を抜いて世界一になった時期がピークだったんでしょうね・・・
    UFO CDありますが長いこと聴いてないやww
    マイケルシェンカーの方はたまに聴きます。
    ドイツの音楽ってなんか日本人に合いますよね♪
    で、このVのグリーンは初夏の茶摘を彷彿させる夏向きの1本ですね♪

  6. TADさん
    確かに、このVは初夏の茶摘を彷彿させますね
    道理で、今の時期弾くと合わない感じがする訳だ(笑)
    UFOはやはり「Strangers In The Night」が良いですね。
    あの頃ってマイケル・シェンカーは幾つだったんだろ。
    気迫のあるプレイが好きです。
    PCですが、環境からすればMac派ということになるんですかね。
    特にそんな感じでは無く、効率の良いものを使ってるだけなんですが。
    良くあるような、どちらか一方という拘りはアリマセンでして
    Windowsも勿論使いますし、サーバはLinuxです。
    で、今のMacはOSがUNIXなので、ネットワーク管理には持って来いなんです。
    昔のOSは確かに爆弾マークでてました。
    殆どの場合古いソフトや周辺機器が原因だったと思いますけど、
    詳しい技術者や資料も少ないし、そういった意味では謳い文句と裏腹に
    ユーザに優しくありませんでしたね。

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