DiMarzio X2N Power Plus


一部で話題になっている(笑)EVH Frankenstein Relic Humbuckerの削れたボビンですが、拙ブログのエントリーやコメントを見てMy Younger Brotherが件のピックアップを持ってきてくれました。
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ご覧の通り、1979年製のDiMarzio X2N Power Plusです。
これは、1980年だったかに私自身が渡米した際、ダラスの楽器屋さんでゲットしたものなんですが、同じく1979年製のGreco Explorerに搭載してました。
1980年当時はリプレイスメントピックアップ=DiMarzioという感じだったと思いますが、その最強モデルとして登場したX2Nを兎に角使ってみたかったんです。
上の画像では光源の加減で目立たなくなっていますが、これがまたEVH Frankenstein Relic Humbuckerのボビンのように削れてます。
ストロボを焚いて撮影したのが次の画像です。
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光の加減で、陰影と汚れでボビンの削れ具合が良く分かると思います。
これは、間違いなく純粋にギターをプレイしいているうちに削れたものです。


昔はアンプの出力が物足りなかったせいか、ピックアップをなるべく弦に近づけるセッティングが奨励されていたように思いますが、私の場合最終フレットを押さえたときに弦がピックアップに触れない程度に近づけていました。
そのセッティングで引き込んだ状態が、このDiMarzio X2N Power Plusです。
これがために、EVH Frankenstein Relic HumbuckerやReplica搭載Humbuckerのボビンの削れは主にピッキングで生じたものと理解していました。
ストロボを焚いていない近影もアップしておきましょう。
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サイドからの近影も。
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そういえば、このピックアップはベースプレートにはポッディングした形跡が有りません。当時のDiMarzioの製品はおしなべて同じ状況だったと思いますが、そのせいかハウリングが結構強烈なんですよね。

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