ESP EXPLORER-CTM


ちょっと余裕が出来たので、久しぶりにGuitar紹介です。
前回がFlyingVスタイルだったというコトで、今回はExplorerスタイルを。
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これもお気に入りの一本で、必殺の(笑)ちゃぶ台シリーズです。
数年前にインターネット調達した個体なんですが、かなり贅沢な作りで超レアなワン・オフ・モデルとなっています。


何が贅沢かというと、先ずボディ・コンストラクションが凄い。
正面からの画像で、トップに霜降りの杢がビッシリ入ってるのが分かるかと思いますが、実はこのトップ材の厚みが半端じゃ有りません。
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左側の画像、リアPUの上側ボディ側面で約2cmの厚みが有ります。
しかも、この画像でも分かるかと思いますが、実はボディトップがフラットでは無くアーチ形状(!)となっていて、センターでは2.5cm以上の厚みが有りそうです。
流石に、これだけの材をExplorerスタイルに適用するには無理が有るらしく、ボディエンドで継足しが為され結果的に3ピースのトップとなっていますが、見るものを圧倒する迫力があります。
バック材は木目からするとアッシュ系の材のようで、トップ材の厚みと相まってかなり思いです。
しかし、Explorerをストラップで吊るしたことが有る方は分かるかも知れませんが、バランスが良いのであまり気になりません。
次に、ネックもキレてます。
バーズアイがバリバリに出たメイプルワンピースですが、ジョイントがこれまた凝ってます。
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サイバージョイントというらしいですが、ESPならではなのでしょうか。
ボルトオン構造なのですがヒールが大胆にカットされていて、・スルー・ネック・ジョイントと変わらない程のプレイヤビリティが確保されています。
画像をよく見ると分かるかと思いますが、ジョイント部分は別部材となっていて、しかもボディ・バック材と同等の化粧板も貼られてますので、相当な加工手間が必要だったのでは無いでしょうか。
Fenderのレギュラースケール(649mm)で、ジムダンロップ#6100クラスのフレットワイヤーが打たれています。
ハードウェアも凝っていて、PUはEMGをボディ直マウントしていますが、スプリングが入っていて高さ調整が可能です。
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ブリッジは元々はクラシカルなFloyd Rose FRT-5でしたが、上の画像のとおり最近の好みであるGOTOH製ユニットに変更しています。
また、プロトタイプd-tunaを奢ってあります。
ブリッジ・キャビティにd-tuna用の加工が為れていませんが・・・
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ご覧の通り、Tremol-Noでアップを制限しています。
が、このTremol-No、最初は良いユニットだと思いましたが大きな欠点が有りました。
アップを制限するパーツの固定方法がデフォルトでは手回しネジであり、強く締めたと思っても容易にスプリングの張力に負けてしまいます。
そこで、六角レンチで締めるネジに交換してみました。
これで取敢ず使用上はなんとかなっていましたが、実は結局サスティーン・ブロックをカスタムメイドしています。
その辺は次回のエントリーで報告したいと思います。

3 thoughts on “ESP EXPLORER-CTM

  1. いよっ
    待ってました♪
    こんなにいいのじゃないですけど
    私もすんごい(ジャンク品)入手しましたよー。

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