Specialに少々問題が…


台風の余波で大雨の最中ゲットしてきたEVH Wolfgang Special、早くも一週間が経過です。
ギター自体の完成度、弾き心地、何れも良い感じでリポートしたいことも幾つかあったのですが、その前に2点ほど問題点があり書き留めておくことにしました。
多分ウチの個体特有のことなんだろうと思うのですが、1つの問題点はコントローラのフリクションについてです。
evhgear.comのスペックページをチェックしても、コントローラはBourns low friction potsと謳われています。
このポットはその名の通り廻す時の抵抗が低く、またカーブ特性の絶妙さが最高で、手持ちのギターを数本交換したりしているのですが、それらやUSA製Wolfgangに比べてSPLのポットは明らかにスムーズ感に欠けていました。
もう1つはリヤピックアップの建て付けです。
wgspl_pu3
ウチのWolfgang SPLはリヤピックアップが上画像のような状況になっています。
ピックアップの周りやボディトップにゴミのようなものが付着してますが、これは弾き込んだ時のピックの削れカスでして、問題点ではありません。
問題は弦との間隔なんです。


以前リポートしたことありましたが、Replicaはピックアップの外見的な痛み具合から想像出来ないくらい弦との間隔が広くとられていますし、WolfgangもPeavey製、EVH製を問わずUSAバージョンは概ね弦とピックアップの間隔は広めのセッティングです。
これによりリヤピックアップ上で強めにピッキングする演奏スタイルがしやすくなり、欠くことの出来ない特徴の一つだと感じています。
ところが、ウチのWolfgang SPLはリヤピックアップのネック側ボビンがブリッジ側に比べ高くなっていて、弦との間隔がちょっと狭くなっていたのです。
wgspl_pu2 wgspl_pu1
22Fを押さえても弦がピックアップに接触してしまうことはありませんでしたが、上記のような演奏スタイルで弾くには少々問題ありです。
原因がピックアップ自体の歪みなのか、或いは座繰形状なのか正確に掴んでいませんが、何れにしても調整には加工が必要になるので、コントローラと併せメーカ対応でお願いすることにしました。
ということで、一週間で入院と相成ったウチのWolfgang Specialです。

2 thoughts on “Specialに少々問題が…

  1. なんかデジャヴが・・・
    昔、MUSICMANの EVH & AXIS USA と EX でも似たような事が・・・
    EVH & AXIS USA に比べて、
    EX はピックアップ穴のザグリが浅く、
    ピックアップ高が高くなっている。
    ネックフィニッシュも異なる。
    日本の気候に合わせて、狙ってやっているのではないでしょうか・・・?

  2. ALさん、コメント有り難うございます。
    MUSICMANでも同様なことありましたか。
    カーボン補強が無ければネックフィニッシュは必要なのかも知れませんが、Eddieシグネーチャの場合微妙ですよね。
    EVHの場合ピックアップは全て同一で、日本製でも本国から支給だったみたいです。
    但し、2回ポッティングの影響か変形している場合があって、ウチの個体もそれだったみたいで交換してもらいイイ感じになりました。

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