Van Halenデビューの少しあとだったかと記憶していますが、イギリスでもハードなギターをフューチャーした多くのバンドがメジャー・デビューしました。
その中でもお気に入りにGirlというバンドがあり、そこでギターを弾いていたのがPhil Collenでした。ファーストアルバムの1曲目「Hollywood Tease」はPhilのギターが光り、当時のギターキッズのハートをとらえた佳作だと思います。
もう一つ、今でもお気に入りのバンドDEF LEPPARDがデビューしたのも同じ頃でした。
で、驚いたことにコーラスが気持ち良いこのバンドにGirlを去ったPhil Collenが合流します。2ndアルバムからJoe Elliottのヴォーカルスタイルもパワフルになり、大成功を収めることになるのは今更説明の必要はないでしょう。
今回はGirl時代からEddieにライバル心剥出しだったPhil CollenのSignature Model、Grover Jackson PC-1です。
Grover Jacksonブランドとなっていますが、ヘッドに記載された通りU.S. Custom Shop Madeで1996年当時の国内カタログにも記載されています。
この個体は数年前インターネットで見つけ激安だったので購入したのですが、Sustainarの調子が悪くバッテリが一夜にして終わってしまうという症状を抱えていました。
しかも、初期モデルなのかバッテリ・ボックスが用意されておらず、バックパネルを外さないとバッテリが交換できないのでSustainarの使用は時々しか出来ませんでしたが、昨年ダストボウルの黒沢さんのお陰でバッテリの異常消耗から完全復調しました!
Jacksonの国内代理店が現在無いようなので、それではと最初修理をFernandesにお願いして頂いたのですが、これはSustainarではないから修理できないのでユニット交換になるということでした。このギターのユニットは18Vなので同様のものと交換できるかと確認したところ、9Vのものしか取り付けられないと返答がありました。それは困ると黒沢さんにお話ししたところ、ダストボウル・パワーで調査してくれて結果的にESP扱いの「SUSTAINIAC」であることが判明!無事修理が完了した次第です。
Custom Shop Madeということもあり良い材をふんだんに使ったモデルで、ボディ・トップは写真の通りQuilt Maple、バックはKoa!
で、Frankensteinのように貼り指板ネックとなっていますが、指板にはQuilt Maple!ネック自体には柾目の素直なMapleを使用していて、かなり確りした作りになっています。考え方としてはSongbird #1と相通ずるものがあるような気が・・・(笑)
そうそう、バックのKoaは何と1ピース!
こいつもバックが美しいギターのひとつです。
オリジナルはBridgeにFloyd Rose Originalを搭載していましたが、最近の私の好みでGOTOHユニットに交換しています。
それと、Floyd Roseのフローティング・セッティングはどうしても好きになれず、ESPのアーミング・アジャスターを取り付けましたが、これは近い将来Tremol-Noに交換したほうが良いかと考えています。
何れにしても、組み込み精度も高く素晴らしい弾き心地のギターです。
きたな!ちゃぶ台!wwww
これで焼酎が3杯はいけます。
私もJackson Charvel関係(ええ。安物ですよww)何本かありますが・・・コア単板ですか! フィル・コリンっちゃあIbanezデストロイヤーのイメージがありました(あんまり知りませんがww)
リンクで貼ってあるサイト。2本ギャラリー登録で送ってあるのにもう数ヶ月アップもされませんwww
「SUSTAINIAC」あれれ~早く言ってくれればフェルナンデスのジャンク品に付いているのが1本ありましたが。あれ?でも9V電池1本で動いてるな・・・ユニットにも、ヘッドにもしっかり「SUSTAINIAC」って入ってますが・・・
さて、つぎはカリンのコブをトップ材に使ったギターが出てくるかな??www
TADさん
毎度コメント有り難うございます。
そうっスね、デストロイヤーのイメージありますなぁ。
特に黒の3PU仕様のイメージが強いかな。
フェルで修理できないってことになって、実は私もフェルのジャンク品ゲットしたんですよ。
しかも、18Vだったんでゲットしたんですが、確り「SUSTAINIAC」と入ってます。
一体どういうこと?>フェル
でも、結果的になんと8千円で修理できました!
一時は相当の出費も覚悟したのですが、黒沢さんのお陰です。
黒沢さん有り難う、愛してるよ〜
で、ジャンクはその辺で転がってます(苦笑)
次回は、何にしますかねぇ〜(笑)