昨日に引き続き、必殺のハード・ラブ!
じゃなくて、Julie先生のトランスレート講座パート2を公開します。
そう、CHIP ELLISを交えた後半部分だ。
チップのヤツ最後の方に実は結構重大なこと言ってたぜ!
つうか、ふと頭に浮かんじゃったんだけど、「Somebody Get Me A Doctor」が「必殺のハード・ラブ」になるトランスレートはやっぱり最高だよな(笑)
こ、こ、この中にオイラの「マイベイビー」があるんやろか・・・
CHIP ELLIS
FRANKENSTEIN REPLICA DESIGNER
ここで私は皆さんにエディの最も有名なナンバーワン・ベイビーのギターのもっとも驚くべきレプリカを作り上げたチップ・エリスを紹介します。
チップはEVHブランドのギターアンプや機材のマスタービルダーです。
どうやってこのプロジェクトに参加したの?
C(Chip):プロジェクトがすでに流通段階まできていたし、他にそういう記念のギターを制作したことがあるのはジャクソン/シャーベルでただ一人だったから、誰かに話がいく前にすぐに飛びついて、ボクの仕事にできて以来没頭してきたんだ。
このレプリカを制作するということを知って、何を思った?
C:天にも昇る気持ちだよ。
だってこのギターがボクをこのギターの道に導いたんだし、僕がいままでやってきたすべてだったし、元いた場所に戻ってきたってわけだ。
じゃ、君がこのプロジェクトに加わる以前はエディの音楽と彼のギターのファンだったわけ?
C:彼の音楽がボクをこの道に導いたからね。
ヴァン・ヘイレンを最初に聞いたのはいつ?
C:アルバム1984だよ。
テープを買ったんだけど、磨り減るほど聞いたよ。
まさにそう、テープは磨り減ったね。
あと、ボクが買った最初のCDだよ。1984年にCDが登場したからね。
人生を変えた?
C:まさに。ボクの人生はエディとこのギターが変えたね。
エディが君のギター作りに大きな刺激を与えたの、それともビルダーになることの重要性を与えたの?
C:どっちもだね。
彼のギター作りのテクは自分自身が一番納得できるようにつくる、だろ。
だから何が何でもそうやってつくるんだ。
E(Eddie):そうだよ、見てごらん。
C:ギターをとって、求めているものが何かを知ろうとするために壊してみる。
で、ギターにどう働きかけるか学ぶことができるし、よりいいものを作ることができる。
そうやって最初はつくっていき、徐々に洗練されていったのさ。
じゃ、このギターはどうやってつくったの?
まずプロジェクトに入ったプロセスや、そのプロジェクトに実際にのっかったのはいつ?
E:これはボクも知りたいね。いったいどうやったの?
C:まさに徹底的におたくモードに入ったっていうか。
E:つまり彼はトラックストップで買ったどうでもいいリフレクターを掴まされたようだってことだ。
C:ギターのありとあらゆる写真を見て、すべてのスクリューの穴や磨り減った跡やらを細かく分析するのにまず数ヶ月かかった。
E:まったくもってクレイジーだね、君は。
おたくモードっていったけど、プロセスもだね。
C:そうだよ。
たぶん他の誰もがばらばらにする以上にばらばらにしてるね。
とにかくどんな些細な詳細をもつかみたくて最善の努力をしたってことだよ。
E:いや、ほんと、やってるよね。うんうん。
C:ほら、言ったようにこうやって拡大して、くいいるように見入る。
E:写真からどうやったんだよ。
C:決して楽じゃないよ。
ほんと簡単じゃなかった。
ベストを尽くしたんだよ。
でも、ある意味、ボクはこのギターとともに成長してきたし、子供のころからこのギターが壁に貼ってあったんだ。
ボクもそうだ。
C:このギターの内側、外側を知ったしね。
このギターはボクの人生の一部だったし。
誰かの人生の一部になるなんてそんな特別なことってないよね。
E:それは僕たちすべての一部だよ。
C:そうそう、たくさんの人たちの人生の一部で、ひとたびボクがこのプロジェクトに参加して、すべてのことが軌道にのってうまくいってるような。
いや、誇らしいことだったよ。
今年の1月にこの5150でエディとここに座って以来4ヶ月だけど、世界はFrankensteinがベールを脱ぐのを今か今かと待っている。
それはどんな気持ち?
世界がどんなリアクションをするか見たい?
C:外から見る人々にとってはまさに新鮮な空気を吸うみたいな感じで桁外れなもの。
現在、2007年3月でギターは生産ラインにのった。
こういうギターの製造過程に従事できるってどんな感じ?
C:僕がちょっとでもあれって思って困るような小さなことまで理解するのはたやすいことだったよ。
これにかかわってるクルーたちがいかに一流だったかってことだよ。
彼らは今この時点で何が行われているかがしっかりわかっていて、それをものにしてきたんだ。
君はこのギターとずっと一緒に過ごしてきたんだけど、細かく分析してみて、実際のプロセスはどんなだった?
C:そうだね、正直なところ、ボクがギターに対して最初に行ったこと、最初のプロトタイプは写真から作ったよ。
ありとあらゆるストライプやペインティング、何もかも、写真からね。
その後、エディがそれを見てとても気に入ってくれて、僕たちに本物を貸してくれたのさ。
まるまる2ヶ月あまりここに置いておいてくれたお陰で、オリジナルと並べてすべて忠実に修正していったのさ。
寸法から細かいテクスチャーから何もかも。
君にとっての一番の経験って何だった?
C:エディと知り合えたこと。
彼の頭の中をちょっとだけ徘徊できたこと。
彼の考え方、モノの作り方を理解できはじめたこと。
わかる?
エディと一緒にやっていて学んだことのひとつは、シンプルに、そしてホントに少ないクルーでやり続けること。
まさに僕たちがエディとやってきたみたいなことだね。
他のギター同様Frankensteinで君はエディと密接にかかわってきたけど、Frankenstein後、君はどうするの?
C:ウルフガング。
新しくて、でかくて、良くも悪くもウルフガング。これがベスト!
このギターを見たエディが君に電話して、君は彼がとても喜んでいてしかもエキサイトしているとわかった。
そのときどういう気持ちだった?
C:感激!人生最高の日だったよ!
君の人生で忘れられない一日だね。
C:そう、まさに極めて重要な瞬間ってやつ。
ボクも感動したよ。
E:ここに座ってレプリカを弾いてるだろ。
オリジナルよりいい感じだよ。
詳細にわたって綿密にこのギターがつくられてきて、それはそれはエキサイトしてるね。
ロックの歴史の中でもっとも有名なギターのひとつだしね。
象徴にもなるだろうし、今から100年後の人々でもそれが何で、何だったかを知るだろうし、何がうれしいかって、それが君だったからで、いかにエディを喜ばしたかってことが、ただただ素晴らしいことだと思うよ。
最後にもうひとつだけ、君たち二人に。
レプリカをオリジナルを間違えたことある?
E:あるよ。
ホントに?
E:だからボクが後ろにこう書いたのさ。(’this is the shit’)
C:僕たち3人が車の後部に座ってどっちがどっちかって悩んでる写真があるよ。
まったく驚きだね。
E:ホントだよ。
今日は本当にありがとう。
ということで、以上なんですけどFrankensteinのあとはWolfgangだとChip先生は仰ってたんですね!
となると、やはり山野の渡米はそれと見た!!
ふう~・・おなかいっぱいwww
ご馳走様でした!
さあ次はなんだ!wwwww
そういえば、昔のレコードの名前の付け方、ぜんぜん違う内容でしたね。でも、そっちの方で覚えてませんでした???
なるほど~!
参考になりました!
やはり字幕スーパーで見たいですねww
次はウルフ… Fenderカスタムショップ製だと高くなりそうな悪寒。
せめてスペシャルはFenderレギュラーラインで頼むぞチップ君!!
TADさん、どもです。
昔のレコードの邦題の付け方は凄かったと言うか、素晴らしかったですね。
VAN HALENが「炎の導火線」だしIIが「伝説の爆撃機」ですからね。
さらに、Women And Children Firstがどうして「暗黒の掟」になるのやら(笑)
Ain’t Talkin’ ‘Bout Loveが「叶わぬ賭け」ってのも何故?って感じですけど
これは高校時代の仲間内では「叶わぬ”恋”」で通ってます。
ま、当時そんなことが多かったもので(爆)
つうか、邦題に関しては良く言われることですがKISSの地獄シリーズにトドメを刺すかなと思いますな。
HRTKさん
コメント有り難うございます。
ホント、字幕スーパーで見たいですね。
ウルフですが、確かにFenderカスタムショップ製だと高くなりそうですけど
先日ダストボウルで聞いたのですが
Gibsonが山野扱いでなくなってかなり価格高騰したとかで
業界では山野頑張ってたんだねと評価が上がってるとか。
そんなんで、ここは頑張ってもらいたいですね!