続いて、Dave の短いMCの間に Eddieが自らのカスタムメイドペダルボードに近付き、Alexのカウントで始まったのは A Different Kind Of Truth からの古くて新しい名曲 She’s the Woman だ!
スーパーリハーサルでは省略されていたイントロだが、Eddie はアルバムで聴ける通り Wah pedal を使い滑らかに導入する。
例えば、1976年のDemo音源で聴けるようなストレートなトーンも魅力ではあるが、ここまでオン/オフの音質劣化が感じられないWahトーンには脱帽だ。
そして、ここでも Wolfy が存在を主張する。
楽器や機材ではなく、指先こそが発するユニークなトーンと Alex のドラムサウンドが絶妙にマッチングして21世紀型 VAN HALEN のボトムをガッチリ固める印象だ。
その強固な基盤の上で Eddie のギターが雄叫びをあげ、Dave が吠える!
「2012 Tour」カテゴリーアーカイブ
Runnin’ With the Devil
Unchainedのエンディングが完全に消える前に、聞き覚えのあるSEが炸裂!
そう、1978年世界を揺るがした VAN HALEN 登場を高らかに告げる1stアルバムのトップを飾る Runnin’ With the Devil だ!
SEと交代で Wolfy のベースが会場を揺さぶる。
これは凄い、マジで凄い
思わず、Dave が Bass Guitaaar !!! と唸る。
A Different Kind Of Truth の The Downtown Sessions では Wolfy に注文をつけていたが、それを乗り越えたようだ。
そして、それに呼応するかのように Alex のドラムが絡み、Eddie のギターが咆哮する。
Unchained
Daveの Let’s Go ! を合図に、今回のツアーですっかりお馴染になったEVH Wolfgang Stealthに併せたのかのような黒いシャツ、パンツをまとったEddie Van ‘Rock Star’ HalenがFair Warning(邦題:戒厳令)のアナログ盤B面トップ Unchained のスーパーリフを刻み始めた!
健康問題が報道されたこともあり、一抹の不安を抱きながらコンサートに臨んだことなど軽く吹き飛ばしてくれる勢いで曲は進んでいく。
今回のツアーではプロユースでないカメラなら自由に画像、映像を捉えることが出来るのはファンにとって最高のプレゼントだ!
pre-showのスーパーリハーサルでも再認識できたが、A Different Kind Of Truth で聴けるブッ飛びベースが間違いなくWolfyのそれであることを感じさせる、若さ漲るプレイがバンドを覚醒させている。
そして・・・
the kick-off !!!
just before the show
Kool & The Gang at Rogers Arena
Rogers Arena 0507 Before & After
VAN HALEN Live at the Rogers Arena !
Rogers Arena, Vancouver, BC, Canada
May 7, 2012
- Unchained
- Runnin’ With the Devil
- She’s the Woman
- Romeo Delight
- Tattoo
- Everybody Wants Some!!
- Somebody Get Me a Doctor
- China Town
- Hear About It Later
- Oh, Pretty Woman
- Drum Solo
- You Really Got Me
- The Trouble with Never
- Dance the Night Away
- I’ll Wait
- Hot for Teacher
- Women In Love
- Girl Gone Bad
- Beautiful Girls
- Ice Cream Man
- Panama
- Guitar Solo
- Ain’t Talkin’ ‘Bout Love
Encore:
- Jump
pre-show
いよいよ、チェックインを済ませRogers Arena内に突入です!
会場内は既にサウンドチェックが進んでいるようで、いきなりUnchainedが耳に入りました。
Daveの歌声も聞こえています。
何人かがそれを覗こうとチャレンジしましたが敢え無くセキュリティスタッフにダメを食らってました。
続いて聞き覚えのあるカークラクションSEが始まりRunning with the Devilに突入
どうやらここからはDave無しでサウンドチェックとなる模様
スタッフからモロモロ説明があったりするうちに、Eddieのタッピングハーモニクスの連打でRomeo Delightが始まりました。
そして、その演奏最中ついに会場内に案内され、誰もいない客席を後部からステージ前へ!
生Eddie、生Alex、生WolfgangのVan Halen一家炸裂です!
Eddieは見慣れたStealth BlackのWolfgangを弾いていました。