F1 2008 Istanbul Final

昨夜はF1 2008シーズン第五戦トルコGPを堪能しました。
これまでのイスタンブールと開催時期が異なるせいか、タイヤに厳しくなかった様子で赤組の独走とまではならなかったのが印象的ではありましたが、終わってみればマッサが3年連続優勝を達成し相性の良さを強烈にアピールしました。
最初の勝利は、SCの絡みがあったとは言えミハエル・シューマッハ現役時代に実力で勝ち取ったのですから大したものです。
しかし、今回は久しぶりに銀組のハミルトンの走りが印象に残りました。
燃料が少ないとは言え、赤組を一周一秒以上上回りレースを走り切ったことは称賛に値しますし、彼自身これまでのベストレースと言い切るのは理解出来ます。
それにしても、状況は違うとは言えミハエル・シューマッハはこうした戦略で勝利してたのですから、彼が才能と体力両方を兼ね備えたスーパー・ドライバーだったことを再認識させますね。
牛さんは、やはりレースペースではアロンソの敵に成り得なかったようでした。
というか、もしドライバーが逆であればポジションが入れ替わっている可能性は否定出来ないので、アロンソを捕りに行ったことは決してジョークでは無かったということになりそうですね。
オフのドライバー・マーケットは凄いことになりそうな予感がします。
今年初めて、赤銀の2強+チョット離れて白という昨年のような状況になったことが印象に残ったGPでした。

F1 2008 Istanbul Qualify

F1 2008シーズンは第五戦トルコGPが始まっています。
スポーツ新聞のみならず一般誌の誌面も賑わしたスーパーアグリの撤退は残念でしたが、それ以外の10チームは更に改良を進めた20台のマシンをインスタンブールに持ち込んだようです。
昨夜は予選が開催されました。
結果はフェラーリのマッサが3年連続優勝を目指しポールポジションをゲット。
それに続くのはマクラーレンのコヴァライネン!
前線の大クラッシュをものともせず、1stドライバーのハミルトンを凌いだのは凄いことだと思います。
その後は最近のお約束(笑)赤銀白と黄組のアロンソが続きますが、今回はレッドブルの2台がトップ10に食い込んでいます。
巨大なエンジンカウルに大きく書かれたチームロゴのレッドブルのように、ついにニューウェイ・マジックにより鈍牛から猛牛に変化したか。
しかし、ルノーエンジンの4台の巨大エンジンカウルは凄い。
伊太利名の赤牛チームも次戦からどうやら本家と同等マシンになるようですし、そうなるとマシンの30%が巨大エンジンカウルになるわけで、それらがQ2以上の常連となると他に追従するチームも出てくるかもしれません。
好き嫌いは別にして、ニューウェイまたまたトレンドを作るか!?といったところでしょうか。
個人的には、BMWやホンダのノーズよりは嫌いじゃないですけど(笑)
最後にまたまた書いちゃいますが、Q3はやはり「どげんかせんといかん」と思います。

F1 2008 Barcelona Final

今夜は第四戦スペインGP堪能しました。
開幕戦が大荒れでドライバーズエイド禁止の影響が見て取れた2008シーズンですが、その後小康状態と思いきやヨーロッパでの初戦は完走13台とまたもや荒れたレースになりました。
昨夜の予選でアロンソがサプライズだったと書きましたが、相当力が入っていたのか普段より負荷が大きかったようで、マシンが耐え切れずエンジンブロー。
まるで、シューマッハと闘った2006シーズンのイタリアGPでのエンジンブローや、そのシューマッハのラスト鈴鹿GPでのエンジンブローを思い起こさせました。
TOYOTAエンジンのロスベルグもエンジンブローで、エンジンブレーキコントロールシステムの無い今シーズンは2戦目エンジンへの負荷が鍵になりそうな気配です。
マクラーレンのクラッシュはかなり危ない感じでしたが、その後の報道では外傷など無い様子。
昨シーズンのBMWのクラッシュといい、F1マシンのサバイバーセルは安全性が本当に高いことがよく理解出来ました。
結果的に赤銀白は拮抗し、それ以下のマシンとはかなりのタイム差が生じていましたから、どうやら本格的な3強時代に突入したと言い切っても良さそうです。

F1 2008 Barcelona Qualify

F1 2008シーズンは開催地をヨーロッパに移し、第四戦スペインGPが始まっています。
フライアウェイから一息おいてヨーロッパでのF1がはじまると、シーズンもいよいよ本番という感じになります。
バーレーンGPでポールを獲得したBMW勢は相変わらず調子良いみたいですが、今回のサプライズはご当地アロンソでした。
意地のフロントロー獲得は流石と言わざるを得ません。
ルノーは2006シーズンまでの強さを取り戻すにはまだまだ時間がかかると思われていましたが、マクラーレンの思わぬ足踏み状態と合わせみるに、アロンソの開発能力は現役ドライバー中やはり”One of the Best”であるということでしょうね。
フェラーリは前評判通りのスピードを見せつけてますが、相変わらずミハエル・シューマッハをテストに参加させているところを見ると、ライコネンの開発能力に何かありそうな気もします。
開発能力というと語弊があるのかもしれませんが、人間センサーの感度とその自己解析能力、そして解析結果をエンジニアに伝えるトランスレート能力のバランスという感じでしょうか。
そのバランスにおいてミハエルとアロンソが突出していると考えると、ミハエル加入後のフェラーリの躍進、アロンソ加入後のルノーとマクラーレンの躍進と逆にアロンソ離脱後のルノーとマクラーレンの不振が納得出来たりします。
勿論、それだけということは有り得ないと思いますけど。
となるとヘタすると赤、黄、白の3強時代に変化することもあるかもしれません。
楽しみになりました。
それにしても、BMWのノーズに相変わらず違和感がありますが、ホンダのはその上をいきましたね。あのダンボの耳を本戦デビューさせるとは!
しかし、アロンソの大番狂わせでスペインは盛り上がったようですが、Q3はやはり「どげんかせんといかん」と思います。

F1 2008 Sakhir Final

すっかり、タイトルと無縁のエントリー続きになっています(笑)
昨夜は第参戦バーレーンGP決勝を堪能しました。
スタートで、不利と言われていた偶数列の赤2台が飛び出したのはビックリしましたが、それよか銀のハミルトン坊やがもたついたのにはもっと驚きました。
更に、宿敵(笑)アロンソに坊やが激突したのには、ファンには申し訳ありませんが吹き出してしまいました。
何もねぇ・・・。
その後、ブレーキテスト疑惑なんてのも噴出しているようですが、あれはどう見ても坊やのミスでした。
というか、そもそもスタート直後のあの混乱の中アロンソが後ろを確認してブレーキテスト出来たとしたら、それこそ凄すぎると思います。
どうやら、赤、銀、白の3強時代に突入というより、銀の若さが露呈してきたという印象を持った一戦でした。
そうそう、トゥルーリがまたまた6位入賞ということで、TOYOTAのポジションも明確になりつつあるようですね。

F1 2008 Sakhir Qualify

相変わらずのスローペース更新になっていますが、F1 2008シーズンは足早の展開で第参戦バーレーンGPに突入しています。
マレーシアGPのエントリーでBMW勢が調子良いのにはビックリと書きましたが、ついにポールを奪取してしまいました。
どうやら赤、銀の2強から赤、銀、白の3強時代に突入したようですね。
しかし、あのBMWのノーズ・・・仲間と話してて言い得て妙だと思いましたが、アメ車でボンネット前端に付けられたりする鹿の角と思わしき飾りに似てますな。
中西部でカウボーイと思わしき輩が付けてるようなあれです。
それにしても、相変わらず盛り上がりに欠けるQ3は「どげんかせんといかん」と思います。

F1 2008 Sepang Final

第二戦マレーシアGP決勝堪能しました。
今年のF1は、やっぱり決勝が最高です。
赤の2台が独走、ワン・ツーかと思いきや、なんとドライビングミスで1台がコントロールを失いグラベルに捕まりリタイアするなんてハラハラドキドキものです。
ドライバーズ・エイドが禁止され、正確かつ緻密なマシンコントロールが終始要求されるようで、チョットしたミスが命取りになるんですね。
昨年までの数シーズンでは考えられない状況で、これこそ世界最高峰の戦いに相応しいと大いに感じます。
でき得れば、このような状況下でこそミハエル・シューマッハのマシンコントロールを堪能したかったですね。
それと、トヨタの躍進ぶりが、トヨタ車に乗るものとしては嬉しいです。
赤、銀に何かあれば初優勝もアリかも知れません。
そうなると、Lexus LF-Aが緊急発売されるのでしょうか。
興味は尽きません!

F1 2008 Sepang Qualify

先週開幕したF1 2008シーズンですが、早くも第二戦マレーシアGPが開幕しています。
二週続けての連続開催で怒濤の勢いですが、太平洋地域での開催は年度末で何かと気忙しい私にとってはとても有り難いことだと感じています。
雨の心配が無かったメルボルンと異なり、雨が降ると予報があったセパンの予選は先週よりも緊張感があり楽しめました。
予選Q3でも、マクラーレンやフェラーリが先を競ってコースインし模様眺め的なムードは若干薄らいでいましたが、アタックラップ後の超燃費走行は萎えます。
BMWのハイドフェルドは移動シケインと化した他車を掻き分けのアタックでかなりのタイムロスを強いられたように見えました。
あのノーズはどうにも好きになれないのですが、BMW勢が調子良いのにはビックリですね。
それと、フリー走行は三味線と思われていたハミルトンがイマイチだったのは意外でした。
そして、赤銀の次にトヨタのトゥルーリがきたのは凄いです。Q1では堂々のトップタイムでしたし、今年のトヨタは調子良さそうですね。
何れにしても、楽しめたとは言え相変わらずQ3を再考して欲しいと感じた予選でした。

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F1 2008 Melbourne

メルボルンの開幕戦、今年もスカパー!721で生中継堪能しました。
昨日の予選と違い、やはり決勝は燃えます。
まるで、昔のF1を観てるかのようなサバイバルレースは面白い!
ドライバーズ・エイドの禁止により、ちょっとしたミスが大きく響くことも有り予測不能の展開は最後まで気が抜けませんでした。
来週末のマレーシアに向けてFerrariがどの程度挽回できるのか。
興味は尽きません。
それにつけても、予選のQ3を是非見直して欲しいです!!
そうすれば、近年では最高のシーズンになる予感がします。

F1 2008開幕!

Van Halenがデビューする前からF1が大好きだったので、ファン歴としてはVan Halenより長いF1が今年も開幕しました。
今日、メルボルンで今年最初の予選が行われましたが、絶好調を伝えられていたカーナンバー1のキミ・ライコネンにハプニング発生など波乱含みでした。
しかしながら、予選Q3がまったく面白みに欠けていたのにビックリしました。
確かに、昨年のバーン・アウトもどうかとは思いますが、チョット酷いですね。
やはり、選ばれたドライバーと技術の粋を結集したスーパー・マシンのキレた走りを見たいというのがファンとして正直な気持ちです。
これは、再考が必要なのではと感じました。