「ネックについて」のエントリーでネック幅の質問があり、あるBBSに実測値を書き込んだことをお知らせしたのですが、こちらにも画像入りでアップしておきます。
ご覧の通り「44.4ミリ」と、Musicman EVHやWolfgangより幅があります。
「EVH」カテゴリーアーカイブ
ネックについて2
ヒートン
ネックについて
Frankensteinのネックが比較的頻繁に取り換えられていることは良く知られたことです。
では、Replicaに搭載されたネックの素性はどんなものなのでしょうか。
先ずはReplicaのネックの特徴を表す写真を見てみます。
ヘッドストック形状は一見スモールヘッドのように見えますが、2弦用ペグ付近のタバコ焼け下部からナット側に向けて拡がって行く部分にアールが付いていたりと若干いびつな形状になっています。
このアールが付いている特徴は、実は最初のFrankensteinのネックにも見られる特徴なんですが、そちらはよりラージヘッドに近い形状となっていました。
次に、12フレットのポジション・マーカーが比較的中央寄りに位置するのが特徴としてあげられますが、こちらも最初のFrankensteinのネックと共通する部分です。
そして、ネックエンドの形状がTelecasterスタイルとなっていることも特徴で、ネックポケットと合わなくなっています。
フロントピックアップその2
ジャック
サスティンブロックその2
早くも葉月突入ですが、みなさん如何お過ごしでしょうか?
と、誰に聞いているのか分かりませんが(笑)
今月最初の投稿は、改めてサスティンブロックの近影をお送りします。
ブロックがボディに密着している様子は改めて説明する必要もないかとは思いますが、位置的にはアームのボルトがギリギリ収まるかと言うところまでピックアップ寄りになっていることが分かります。
アーム側のユニット後端はキャビティから向こうが見えてますし・・・
でも、ロックボルトをファインチューナに抑える板バネのサポート・プレートの後端はキャビティよりボディ・エンドに出てますし、ギターを抱えたときに上に来る側のユニット後端はボディに乗りますから、サスティンブロックが無くてもボディ・ベタ付けは問題なく可能です。
ボディに跡がつくとかそういった問題は別にしてですが。
つまり、ベタ付けが出来ないからと言うことではなく、もっぱらサスティンの向上のためなどで分厚いサスティンブロックを取り付けたと推察できると思います。
でも、やっぱりレリック凄過ぎ。つうか知らない人観たら汚いと思いますよね(笑)
ネック・ジョイント
Frankenstein Replicaの発売に始まった文月でしたが、早くも月末を迎えてしまいました。
発売に併せて開設したこのブログもようやく最初の一ヶ月のアーカイブを閉じようとしています。
Frankensteinを入手してからまだ一ヶ月が過ぎていないというのに、もうかなりの時間を過ごしたような気もしますし、逆にあっという間であったような感覚も有り、ここのところなかった満ち足りた感覚で過ごすことができた貴重な時間でした。
そんな文月の締めくくりとして、これまた興味深いものをご紹介します。
ネック・ポケットにネック形状が全くあってなく、その隙間たるや笑いが出るほどですがそれよりもその奥に見える白い物体!
実は、フロントピックアップのエントリーの画像にも微かに写ってるんですが、これはどうやら「ピック」なんですよね。
開梱して手に取って見回したとき、大きな隙間ですからどうしても覗き込んでしまうんですが、どう見てもその形状からピックにしか見えずダストボウルの皆さんとビックリしたのでした。
かといって、ネックを外して確認するほどの勇気はなく(汗)確証は出来ませんが・・・
しっかし、「ピック」でネックの角度調整とは!
Eddieってホントに凄い感覚というか、いやいやテキトーと言ったほうが合っているのかも知れませんが、やっぱり大好きです(笑)
ですが、こんな有り合わせっぽい作りなのにこいつも鳴りは凄いんですよね。
職人魂炸裂です。