ESP HORIZON-CTM #1

コブをトップ材に使ったちゃぶ台シリーズですが、一部の期待を裏切って(笑)スルーネック・マニア第三弾をご紹介。
Songbird #1と同様な構造を持ち、以前から気になっていたESP HORIZONの最高峰CTM、しかもレアなEMG搭載モデルです。
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アーチド・トップにQuilted Mapleを使用した贅沢な仕様のこのギターは、数年前雑誌プレイヤーのBillboard/売りますコーナーで見つけた個体です。

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カテゴリー: ESP

コインその1

謎が謎を呼ぶFrankensteinのコイン
一体何のためにEddieはコインを自身のメインギターに取り付けたのか・・・
真実にたどり着くことは限りなく難しいこととは承知の上ですが、少しでも近づくために観察したり考察したりしたいと思います。
二つのビスで固定されたコインには他に二つの穴が開けられています。
Frankensteinをチェックするまで知らなかったのですが、いずれもコインの穴と同径でボディにも穴が開けられていました。
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角度を変えて・・・
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これは一体何を意味するのでしょうか?

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Grover Jackson PC-1

Van Halenデビューの少しあとだったかと記憶していますが、イギリスでもハードなギターをフューチャーした多くのバンドがメジャー・デビューしました。
その中でもお気に入りにGirlというバンドがあり、そこでギターを弾いていたのがPhil Collenでした。ファーストアルバムの1曲目「Hollywood Tease」はPhilのギターが光り、当時のギターキッズのハートをとらえた佳作だと思います。
もう一つ、今でもお気に入りのバンドDEF LEPPARDがデビューしたのも同じ頃でした。
で、驚いたことにコーラスが気持ち良いこのバンドにGirlを去ったPhil Collenが合流します。2ndアルバムからJoe Elliottのヴォーカルスタイルもパワフルになり、大成功を収めることになるのは今更説明の必要はないでしょう。
今回はGirl時代からEddieにライバル心剥出しだったPhil CollenのSignature Model、Grover Jackson PC-1です。
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Grover Jacksonブランドとなっていますが、ヘッドに記載された通りU.S. Custom Shop Madeで1996年当時の国内カタログにも記載されています。

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Aria ProII PE-1500

今回はファインチューナ付きブリッジ搭載でエディと関連性こじつけてAria ProIIのPE-1500です。
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レス・ポールにはあまり興味の湧かない私ですが、PEには凄く魅かれていました。
高校生の時、極初期のモデルの載ったカタログを雪草楽器でもらい穴の空くほど眺めたほどです。

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カテゴリー: Aria

Floyd Roseセッティング

サスティンブロックのエントリーでブロックがボディに密着していると報告しましたが、今度はベースプレートの状況をリポートしましょう。
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ご覧の通り、ストリングロックスクリューをサポートする板バネ下のプレートが6弦側でボディに接するか接しないかという状態で、1弦側ではもう少し浮いている状態になっています。

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Pacifica #1

スルーネック・マニア第二弾はレアな1本です。
YAMAHA Pacifica 25th Anniversary
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前回のSongbird #1でYAMAHA SGのスルーネック構造に触れましたので、関連で本家YAMAHAのギター登場です。
Pacificaも多くの仕様がありますが、この個体はかなり珍しいのではないでしょうか。
何の25周年だったか覚えていないのですが、確か20本とかの限定でネック・スルー・ボディ、アーチドトップとGoogleなどで検索してもなかなか見つからない仕様になっています。
Pacifica25Tという型番でした(2010.05.23加筆)

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