一周年

My Babyのためにこのブログを始め、はや一年が経過しました。
ここのところすっかり新エントリー作成から遠ざかっています。
MusicMan EVHのカスタムブロックなど書きたいこともありますし、Frankenstein Replicaの近況なども書きたいところですが、メインで使用しているMac Proが乱調で先月末からAppleに入院中でデータにアクセスすることが出来ず、更に追い討ちをかけられている状況です。
ということで、取り敢ずの一周年記念投稿でした。

P-31

このブログをご覧になってる方はほぼ全員購入しているだろうと思われる、Eddieファン必携のバイブル「ザ・ギターマン 特集:EVHギターズ」ですが・・・
もし、購入がまだの方は是非購入をお奨め致します!
ザ・ギターマン 特集:EVHギターズ
オフィシャルで日本に入ってきた伍本のなかの壱つを徹底分析してますが、気になる点が一つありました。
お持ちの方は13ページのP-31をご覧ください。
DSCF1773
こちらを見ると明らかにFroyd Roseユニットが六弦側の方が高くセッティングされています。
通常だと、というか私の場合だと、先日ワンオフ・ブロックを紹介したMusicMan EVHの様に壱弦側が高くなっています。
Eddieのセッティングは、やっぱり独特なんでしょうか?

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弾き初め

怒濤の2007年が終わり、新たな希望に燃える2008年が始まりました。
さて、書き初め・・・ならぬ弾き初めをしなくちゃと思い立ちましたが、
その前に、大切な儀式がありました。
というか、新年の最初にやることとしてMy Babyの弦交換を思い立ち、ようやく実行に移す事にしたんです。
新年最初の報告はそんなところから。
使用弦は勿論、PROGRESSIVES 009 9-46 SET PRCL Custom Light。
DSCF1766
スリーブ上の弦は取り外したものです。
実は、結果は既にお見せしていました。
そう、新年のご挨拶に使用した画像は、弦を張り替えてから撮影したものを加工という訳です。
取り外した弦ですが、これは勿論永久保存ですね。
PROGRESSIVESの空きスリーブに収めフライトケースにしまいました。

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ん?

これは何でしょう・・・?
DSCF1160
 iPodと書いてあるし、んーーーーー・・・
 お、先日のiPod touchに付属していたクロスでは?
ご明答、パチパチパチ
って、違う違う!
じゃなくて、クロスの上に見える湾曲したシルバーのヤツは何かってこと。
 先が茶色くなってるの?
そうそう。
 何だろうねぇ・・・

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REFLECTOR

Frankensteinの特徴の一つであるボディバックのリフレクターですが、Replicaでも再現されています。
DSCF0524b
ギター・マガジン 2007年6月号に掲載された開発者のチップ・エリス氏のインタビューによると、位置は勿論のことリフレクターのサイズにも拘って制作したことが語られています。
以前、そのリフレクターのサイズについて問い合わせを頂いたことも有り、8月終わり頃ノギスで測定したものを記録していたのですが、9月がドタバタだったもので投稿していませんでした。
そこで、取り敢ず丸形のもののみですが全測定結果を公開します。

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ヒートン

Eddie Van Halenがストラップ・ピンをいわゆる「ヒートン」にしていることはよく知られています。
勿論、Replicaもストラップ・ピンはヒートンです。
で、今回はそのサイズを測定して見ました。
先ずは、ネック側のヒートンから・・・
DSCF1082
ご覧の通り、外径23.8mmというサイズになっています。
そして、ヒートンにもレリック処理が為されているのが分かるでしょうか?

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ネックについて

Frankensteinのネックが比較的頻繁に取り換えられていることは良く知られたことです。
では、Replicaに搭載されたネックの素性はどんなものなのでしょうか。
先ずはReplicaのネックの特徴を表す写真を見てみます。
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DSCF0897
DSCF0889
ヘッドストック形状は一見スモールヘッドのように見えますが、2弦用ペグ付近のタバコ焼け下部からナット側に向けて拡がって行く部分にアールが付いていたりと若干いびつな形状になっています。
このアールが付いている特徴は、実は最初のFrankensteinのネックにも見られる特徴なんですが、そちらはよりラージヘッドに近い形状となっていました。
次に、12フレットのポジション・マーカーが比較的中央寄りに位置するのが特徴としてあげられますが、こちらも最初のFrankensteinのネックと共通する部分です。
そして、ネックエンドの形状がTelecasterスタイルとなっていることも特徴で、ネックポケットと合わなくなっています。

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フロントピックアップその2

Frankensteinのフロントピックアップのボビンがリネン・フェノール樹脂だということは良く知られていますが、コイル部分をご覧下さい。
DSCF1003
写真では分かりにくいかも知れませんが、通常目にするコイル保護のためにテープや薄い銅版を巻いてあるのと違い、樹脂でモールされているようになっています。

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