Peavey Wolfgang 910009xx

期待のNew Wolfgangが正式発表になる2009年もお正月三ケ日が早くも過ぎました。
そろそろブログ更新モードにネタはないかと探っていたところ、弦が切れたままになっているPeavey Wolfgangが目に入りました。
で、弦を張り替えるついでにネックの寸法を測ってデータベースを作成しようと思い立ったのです。
弦が切れていたのは以前紹介したPeavey Wolfgang #5でした。
新年らしく(?)杢がより際立つ角度から再撮影を敢行してみました。
Wolfgang_910009xx_01
ストロボ焚いて角度を調整すると杢がこんなにハッキリ出ます。
因に、画像自体は全く未調整です。
それでは、このWolfgangのネックを詳細に測定することにします。
先ずは、弦を取り外したヘッドストックの裏表を記念撮影。
Wolfgang_910009xx_02 Wolfgang_910009xx_03
あとは続きで・・・

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Wolfgang Brass Block 1

これまで、Frankenstein Replica搭載のスペシャルなBrass製サスティン・ブロックを基にした、Wolfgang SP用カスタム・メイド・Brass製サスティン・ブロック開発を報告してきましたが、いよいよWolfgang用の試作を開始する事にしました。
DSCF1496
Wolfgangは、ボディがSPよりアーチド・トップ分厚く、その結果標準で採用されているブロックの高さが最適であり、試作機でも全く同じ42mmを採用する事にしました。
厚さは勿論、プラス公差の12mmです。
ネジ穴位置の位置はこれまでの結果を踏まえ、初号機、弐号機と同じとすることに決定。
そうして、試作四号機が完成しました。
DSCF1509
この四号機をどの個体で試すか迷いましたが、これまであまり使用頻度の多くなかったWolfgang #5で試す事に決定しました。

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Wolfgang SP Brass Block 2

Wolfgang SP用カスタム・メイド・Brass製サスティン・ブロック弐号機をWolfgang SP #3に取り付けてみました。
DSCF1355
弐号機、参号機は共にFrankenstein Replica用と同様12mm厚に仕上げて有ります。やはり、敢えて12mm以下にならないように交差を設定し制作を依頼しました。
弐号機と参号機の違いは、零号機、初号機と同じくネジ穴位置の違いです。ただし、零号機、初号機と逆に弐号機がReplica用と同様な位置になっています。
弐号機をWolfgang SPに取り付けた理由ですが、参号機ではアームダウン時にアームより先にブロックがボディに干渉する事が判明したためです。
ただ、残念なことに何れもボディにブロックを接地させる事は出来ませんでした。

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Wolfgang SP Brass Block 1

Frankenstein Replicaの特徴の一つである、Floyd RoseユニットのスペシャルなBrass製サスティン・ブロック。
これまで、偽ンケンなど手持ちのギターに適用したところ、その効果絶大さにビックリしています。
そこで、さらに適用範囲を広げようと、ここのところ検討を重ねてきました。
当初は、MusicMan EVHやGrover Jackson PC-1に取り付けたGOTOH製ユニット用を先行させる予定でしたが、GOTOH製ユニットのブロックに刻まれているスプリング取付け部の溝の加工方法をどうするかで一時休止。Wolfgang SP用を先行させることを決定しました。
更に、ブロック製作工場にて分解した結果、MusicMan EVH用はブロック厚を更に増厚変更しFrankenstein Replicaのようにブロックがボディに接地するように製作する事を決定!
今後に期待です!!
で、先ずはWolfgang SP用の試作として弐号機、参号機が完成してきました。
弐号機
DSCF1322
参号機
DSCF1337
追って取付けた状況をレポートします。

Peavey Wolfgang SP #2

Peavey Wolfgang SPの第2弾で、トランス・アンバーのフレイムトップです。
DSCF0572.JPG
DSCF0573.JPG DSCF0575.JPG
この個体はWolfgang SP #1に続き入手した3本目(いや4本目かな)のWolfgangです。
メイプルトップのSPが発売になったのを知らず、プレーヤーに載っていた楽器店の広告を見てビックリ。

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